大貝獣物語(1),2感想 ハドソンのトラウマ&激ムズRPG【スーパーファミコン】

大貝獣1と2感想 ゲーム感想
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今は無き桃太郎伝説などで有名なゲームメーカー、ハドソンのトラウマ&激ムズRPG「大貝獣物語(1),2」の感想を書きます。ネタバレは無しです。

ちなみに、開発元は「じゅうべえくえすと」などを開発したバースデイです。

 

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大貝獣物語(1),大貝獣物語2主な特徴

大怪獣物語(1)、大怪獣物語2主な特徴は、

  • 大貝獣物語 1994年12月22日、大貝獣物語2 1996年8月2日ハドソンよりSFCにて発売
  • かわいらしい貝獣のキャラ
  • 異世界から勇者として召喚される無口系の主人公
  • 幻大陸「シェルドラド」が冒険の舞台
  • ドラクエ的戦闘画面で味方キャラのグラフィック表示あり
  • 見た目の世界観とは裏腹のシリアスかつ残酷な物語
  • 主人公の冒険(戦闘、ダンジョン攻略など)を助けてくれる「A、B、Cのすけっと」システム
  • 自分だけの町が作れる「我が町システム」
  • エンカウント率が高く敵も強め
  • 実際の時間と連動した「時計システム」(大貝獣物語のみ)

という感じ。

 

ハドソンのRPGの伝統芸か見た目はほのぼの、ストーリーはシリアス、高難易度となっていて濃厚なゲーム体験が得られるシリーズだと思います。

助っ人システムで自由なパーティ構成が可能なのもうれしい所です。

 

大貝獣物語(1) 感想

個人的には前作、「貝獣物語」を小さな頃プレイクリア済みでかなり苦労してクリアしたので大貝獣物語もかなり苦労するだろうと予想していましたが思った以上に割とすんなり攻略できました。

結構大人になってからのプレイだったのでRPG慣れしていたということが大きかったと思います。

あと、ガロウという助っ人キャラが攻撃力が高く無双してくれたところも要因だったんではと。

ドラクエ的戦闘画面での自キャラ絵の表示があるのも珍しいし、個性的なすけっとたちとパーティー構成の豊富さもあり戦闘面は十分に楽しめました。

 

戦闘面だけでなくストーリー面でもキャラの掘り起こしはよくできていて各助っ人キャラごとにしっかりエピソードがあるのでキャラに入り込みやすいと思います。

ただ仲間にする条件が厳しいキャラもいるのでそのあたりは何とかならなかったのかというのが正直な所。

 

メインストーリーが見た目のやさしい感じとは裏腹にかなりシリアスで残酷。個人的にはシリアスなシナリオは好きなので興味を持って話を進められました。

有名なトラウマシーンも大人になってからのプレイだったのでそこまでドン引きすることなく適度な驚きで割と余裕をもって見られたと思います。子供の頃見ていたら確かにトラウマ級の話や絵面だったかも。こんなシーンを入れたのも昔のゲームならではの寛容さで良いと思います。

いや、鬼滅の刃などダークファンタジーが今流行りなので結構受け入れられるか・・?

 

イベントシーンは長めではあるものの泣けるシーンやコメディ的なシーンもあるので個人的には楽しめました。

 

システム面は割とオーソドックスなドラクエ的RPGだと思います。

仲間が戦闘に参加するAすけっと、ダンジョンの仕掛けなどで助けてくれるBすけっと、アイテム合成などをしてくれるCすけっとと役割ごとに分かれているのはなかなか新鮮で分かりやすく良かったと思います。

事前情報でUIの質があまり良くないということでしたが個人的にはそんなに気になりませんでした。

エンカウント率の高さはハドソンのRPGらしい高さで多少苦労した感じです。

 

曲に関してもファンタジーの世界に合った良曲ぞろいで楽しめました。

 

魅力あるキャラ、優しい見た目とシリアスで残酷な物語のギャップが印象に残るスーパーファミコン時代のRPGらしい名作ゲームだと思います。

 

大貝獣物語2 感想

舞台は前作と同じ幻大陸「シェルドラド」。しかしグラフィックの影響もあるのか世界観は前作より若干暗めに感じられました。

 

魅力的なキャラやストーリーは健在でやはりシリアス寄り。

コメディ的なシーンも多く、熱くて泣けるシーンもありバラエティ豊かなので今作も楽しめました。二転三転し結構意外性があるのも良かったです。

前作もそうでしたが、味方側だけにドラマがあるのでなく敵側にも人間?関係がありドラマチックで大貝獣物語2ではよりその部分が強化された感じでそういう面でもストーリー、キャラは魅力的でした。

個人的には極悪非道なドクター・ドーンが印象に残っています。

 

システム面に関しては前作、大貝獣物語より戦闘の難易度は上がった感じ。ただ基本レベルさえ上げれば大丈夫という感じなので特別苦労する感じではないです。

ダンジョンも前作より複雑になった感じでラストダンジョンは特に攻略に苦労しました。

エンカウント率の高さも相変わらずです。

 

攻略にはなかなか苦労しましたが魅力的なキャラとストーリーのおかげで何とか乗り切れました。曲が良曲ぞろいなのも良かったです。

 

時計システムの価値は正直よく分かりませんでした。

 

まとめ

魅力的なキャラとドラマチックなストーリーが魅力の大貝獣物語(1)、大貝獣物語2。

エンカウント率が高くダンジョンも複雑でストレスをためながらも楽しめました。

トラウマ要素も昨今の進撃の巨人のようなダークファンタジーに慣れているとそこまでショッキングではないかも。

 

スーパーファミコン時代のRPGが好きなら遊んでおきたい作品ですが、メーカーのハドソンはコナミに吸収されたので著作権はコナミが持っていそう。

そうなるとリメイクはちょっと厳しい・・?

 

やはり実機やレトロフリークなどの互換機を使って遊ぶしかなさそうですね。

スイッチでナムコットコレクション「貝獣物語」が330円で買えるので代わりに遊ぶのもいいかもしれません。



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ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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