フロントミッション1、2感想【スーパーファミコン PS1】ミリタリーロボットSRPGの名作

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予想もしていなかった「フロントミッション(1)、2」のリメイクがスイッチで発売と驚きと共にテンションも上がったので今回は原作版フロントミッション(1)、2の感想を書きます。

良ければご一読を。ネタバレは無しです。

 

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フロントミッション(1)、2の主な特徴

フロントミッション(1)、2の主な特徴はというと、

  • フロントミッション(1)は1995年2月24日スーパーファミコンスクウェアより発売
  • フロントミッション2は1997年9月25日PSスクウェアより発売
  • ターン制シミュレーションRPG
  • シリアスな戦争物語
  • 近未来、ヴァンツァーと呼ばれるロボット兵器が主力のミリタリー色あふれる世界観
  • ボディ、アーム、レッグなどパーツごとにHPが設定されている
  • パーツを選びヴァンツァーをカスタマイズできる
  • 緻密なドットグラフィック(フロントミッション(1))
  • ポリゴン3Dグラフィック(フロントミッション2)

というところ。

シリアスで戦争物語らしいハードな展開が魅力でヴァンツァーを好きなパーツ、カラーリングでカスタマイズできるのも大きな特徴だと思います。

 

フロントミッション(1)感想

※クリアまでの参考プレイ時間は20時間ほど

 

フロントミッションといえば衝撃のストーリーが有名ですが個人的にはロボ好きのためドット絵で動くカッコイイヴァンツァーのドットアニメーションが一番印象に残っています。

 

ドット絵のスクウェア開発というだけあって緻密で美しい背景とかっこいいロボット、ヴァンツァーのドットアニメは小さな頃からSⅮガンダムで育ってきた人間としてはこれだけでも買う価値のあるゲームでした。

ヴァンツァーの動き自体もカッコイイしデザインもミリタリー寄りでガンダムとは違うリアリティーのある感じも良い。

パーツごとにアニメーションしている感じてドットながら動きに立体感もありパーツが破壊されるときの細かな飛散の表現もすごいです。

 

あとメニューウインドウのデザインやフォントもミリタリー的な雰囲気が出ていて細かな演出が上手くフロントミッションの世界に浸れました。

 

ただ、いくら美しく滑らかなドットアニメでも何度も同じものを見ると飽きるので戦闘アニメオフ機能は欲しかったです。

 

ストーリーに関してはシリアスで戦争物らしいものだったと思います。どちらかというと漫画、アニメ的で先が気になるストーリーという感じ。

衝撃の事実も判明したりと物語の展開には目が離せませんでした。

キャラも魅了的で強力なライバルがいたりとロボットもののポイントが抑えられている感じです。

 

曲もミリタリーの雰囲気が良くできているしフロントミッションの世界観に合っていたと思います。

 

ファイアーエムブレムのようにシミュレーションRPGとしての戦略性はそこまで高くないし難易度的には比較的易しい部類とは思いますがグラフィック、ストーリー演出が非常に良くスクウェアらしいシミュレーションRPGだと思います。

 

フロントミッション2感想

※クリアまでの参考プレイ時間は50時間ほど

 

印象に残るフロントミッションに対し個人的にはフロントミッション2の印象はどちらかというと薄め。

ヴァンツァーや車などメカのグラフィックはポリゴンが荒いため少しリアリティが足りずいまいちな感じがしてしまいます。アクションゲームの場合操作性が良ければ特に気にならない場合が多いですが見ているだけのシミュレーションRPGなどは結構気になりがちです。

ぶっちゃけ初代SFCのフロントミッションのドット絵のほうがかっこよく感じました。

 

さらに演出過多で読み込みが多いせいかシミュレーションRPGとしてはテンポが悪く感じます。ヴァンツァーの重さを表現したかったのか動きも重厚感がありスピーディーに戦闘が展開されません。もう少しゲームテンポにも気を割いてほしいと感じました。

ただ、ハードがPSということで読み込みは時間がかかるハードだしある程度は仕方がないかもしれません。

ミリタリー的な演出自体はカッコイイです。

 

ストーリーに関しては前作フロントミッションの漫画的な感じから洋画の戦争映画的に路線変更した印象で大人向きになった感じ。

どちらがいい悪いというわけではなく個人的には前作フロントミッションの漫画的な方が好みでした。あまり印象に残るキャラもいなかったです。

 

曲は前作同様ミリタリーに合った感じでフロントミッションの世界を盛り上げてくれる良曲が多かったと思います。

難易度は前作フロントミッションより難しく感じました。

 

 

まとめ

スクウェアらしい精細な美しいドット絵でロボットミリタリーの世界が表現され、かっこいいヴァンツァーが堪能できたフロントミッション。

ストーリーも漫画的盛り上がりで先が気になりキャラも魅力的でシミュレーションRPG的やりごたえはちょっと物足りないながらも楽しめました。

 

続くフロントミッション2はPS1という事で3Ⅾポリゴングラフィックになり読み込みも多いためかゲームテンポは悪いですが戦争映画のような重厚な物語は好みでした。

ストレスは多いけど光るものはあるゲームだと思います。



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ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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