G線上の魔王 スチーム(海外)版 感想【英語が読めないので翻訳ツール使用】

G線上の魔王感想 ゲーム感想
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アドベンチャーゲームの名作「車輪の国 向日葵の少女」のあかべえそふとつぅが送るこちらも世間から評価の高い「G線上の魔王」スチーム版をクリアしたので感想を書きます。

 

海外版で日本語には対応しておらず英語のみなので、日本語対応の音声パックを購入しさらに翻訳ツールを使いました。

ただ、翻訳ツールを全編で使うと手間と時間がかかるのでざっと英文を読み分かる所だけ理解、基本音声頼りで気になる所は翻訳ツールを使うという方法でプレイしました。

内容をざっと理解するというプレイになりましたが一応把握はできたのでG線上の魔王Steam版に興味のある方は参考にしていただけたらと思います。

 

ジャンルアドベンチャーゲーム(ノベルゲーム)
対応機種スチーム(PC)
成年指定版はWindows
メーカーあかべえそふとつぅ
発売日2015年11月6日(スチーム版)
2008年5月29日(成年指定版)
プレイ時間(クリア)のめやす35時間ほど(英語が読める場合)
備考(スチーム版の情報)全年齢版で18禁描写なし
英語のみで日本語は未対応
DLCで日本語音声対応可

  

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翻訳ツールとソフトを同時使用について

僕は英語が読めないの初めのうちは翻訳できるツール、PCOTと翻訳ソフトDeepLというソフトを使い全ての英文を翻訳していました。でもかなり手間と時間がかかるので最終的には日本語音声を頼りにして気になる場所のみ翻訳するというプレイ方法を取りました。

ゲームの内容を完全に理解はできませんがどんな内容かはだいたい分かったのでこのプレイ方法に興味のある人は「PCOT スチーム」というキーワードでGoogleなどで調べてみるのも良いかと思います。

 

G線上の魔王 感想

グラフィック、音楽

グラフィックは特別とは言わないまでも普通に美しいと感じました。キャラの立ち絵、一枚絵もきれいです。

キャラデザはそこまで癖は無い方だと思います。ギャルゲーに慣れている人ならすんなり受け入れられるんじゃないかと。

 

車輪の国と同様ちょっと背景の絵のパース(透視図法、中学の時習うやつ)がおかしい感じがしました。この辺りは人によっては別に違和感はないと思います。あとは背景によって絵のタッチが違うのでそこが少し違和感でした。

 

音楽はタイトルが「G線上の・・」というだけありクラシック調の曲が多いと思います。有名な曲、剣の舞がアレンジされていたり、コミカルな場面ならそれに合うように名曲がアレンジされています。もちろんオリジナルの曲もあり曲数も多くかなり音楽に力を入れている感じ。

どの曲も作品の雰囲気に合った曲で話を盛り上げてくれます。

スピーディな展開なら疾走感のある曲でハラハラした展開が楽しめました。

 

ストーリー、キャラ

まずストーリーについては日常パートが独特なお笑いのセンスがあるので合う合わないがありそう。リリースされた2008年頃に流行ったお笑いネタを入れているので正直今では古臭く感じます。

仲間同士の楽しいやり取りは好印象でこの楽しいやり取りから落として波乱を起こすストーリーは目が離せず先が気になりやめ時が分かりませんでした。

 

ウリでもあるサスペンス映画のような犯人との知能戦は読みごたえがあり時間を忘れて没頭できます。知能犯との頭脳バトルから推理、交渉術までなかなか幅広く脚本家のるーすぼーい氏も随分勉強したんじゃないかと思います。あとクラッシック、演奏に関しても結構調べたのかも。

海外ドラマや小説を参考にしている感じもします。

車輪の国のプレイ経験者が期待する読み物ゲームならではの仕掛けもあり経験者としては満足できました。

 

さらに頭脳戦だけにとどまらず人間の心を描いた物語はラストの演出も相まって感動しました。何とも言えない余韻は車輪の国と同等だと思います。

 

 

キャラは各ヒロインみんなが主人公に好意があるというのはギャルゲーに慣れていないと少し違和感になりそう。

ただ、ヒロインの心理描写は細かく心情変化も巧みでさすがだと感じました。人間がしっかり描けている思います。

 

キャラも癖がありますが文章にも結構クセがある感じ。翻訳ソフトの影響もありますが車輪の国のプレイ経験から推察するにやっぱり独特な感じはあると思います。

地の文(小説などのセリフ以外の文)が結構多い感じで場面状況も結構詳細に描かれていると思います。(部分的に翻訳ツールを使っての感想)

主人公の腹黒友人もいいキャラしていて憎めない彼の言動はシビアなシーンの後で彼の存在は癒しになりました。

 

システム周り

システムはアドベンチャーゲームのオーソドックスな感じでゲーム性が高いわけではなく二択の選択肢を選びシナリオが変化していくタイプです。

ゲーム性を求めてこのゲームを買ったのではないのでオーソドックスで古典的なシステムでも全く気にならずかえって物語に集中できました。

 

設定はメッセージの速度やショートカット、曲のボリューム、声のボリュームも細かく設定できます。キャラ別に音声を出すか出さないかも設定できます。

 

まとめ

本体と音声パックをスチームの半額セールを利用し2000円ほどで買えたのでお得でした。

 

英語版のためほとんど音声に頼り部分的に翻訳ツールを使用したプレイのためG線上の魔王の良さを完全に味わえませんでしたが、それでも脚本家のるーすぼーい氏らしい推理合戦が味わえたし人間の心を描いたドラマは感動でき深い余韻を味わえました。

グラフィック、音楽共に美しく作品の雰囲気に合っているしシステムも物語を楽しむうえで細かく設定変更でき快適でした。

 

前評判通りの傑作で元々は成年指定版ながら多くの人に体験してほしいと思えるゲームだと思います。


 

G線上の魔王に興味がある人で雰囲気と内容をそれなりに味わいたいなら僕のようにスチーム海外版を半額セールの時に購入するのがいいかなと。季節の変わり目などにセールをするので狙い目です。

翻訳ツールを全ての文で利用しても翻訳が正確ではないのでG線上の魔王を余すことなく味わいたいなら日本語の成年指定版をFANZAなどで購入するのがいいと思います。



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ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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