北欧神話を題材にしたRPG、ヴァルキリープロファイルの外伝となる「ヴァルキリーエリュシオン」の発売が決定。
このヴァルキリーエリュシオンはアクションRPGへとジャンル変更との事で興味をひかれたので内容を調べてみました。
よかったら参考にしていただけたらと思います。
※チャプター1まで遊べる体験版が配信中。
ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | PS5 PS4 STEAM |
メーカー | スクウェア・エニックス (開発はソレイユ) |
発売日 | 2022年9月29日(PS4,5) 2022年11月12日(STEAM) |
価格 | 通常版 8,580円(税込み) eストア限定コレクターズエディション19, 980円(税込み) |
CERO | C (15歳以上対象) |
ヴァルキリープロファイルとは
まず、ヴァルキリープロファイルシリーズを紹介。
- ヴァルキリープロファイル(PS) ヴァルキリープロファイルレナス(PSP、iOS、Android)移植版
- ヴァルキリープロファイル2 シルメリア(PS2)
- ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者(DS)
- ヴァルキリーアナトミア ジ・オリジン(iOS 、Android) ソーシャルゲーム
の4作品。
僕はアナトミア以外はプレイ済みでヴァルキリープロファイル(1)が一番好きでした。DSの咎を背負う者もなかなかの良作だったと思います。
ヴァルキリープロファイルシリーズの主な特徴は、
- 北欧神話を元にした世界観、ストーリー
- ヴァルキリー(半分人間の神)を操り下界のエインフェリア(死んだ戦士の魂)を集める(要は仲間集め)
- 一定の期間でエインフェリアの育成戦略要素がある
- ダンジョン探索は2Dアクション風
- コンボなどの要素があるアクション要素を入れた戦闘
- 厨二病的カッコイイ必殺技
- 実力派声優陣がボイスを担当
- 桜庭統氏による良曲の数々
という感じ。
RPGとしてシステム的に特殊なうえよくできているので評価が高いです。北欧神話を元にしたストーリー、キャラも好評。
現在分かっている内容
まず「ヴァルキリーエリュシオン」はヴァルキリープロファイルの正統シリーズではなく、外伝的位置づけの作品です。だからプロファイルという文言がないのかも。
ちなみにエリュシオンとはギリシャ神話に登場する死後の楽園とのこと。ギリシャ神話も関わってくる?
システム
ヴァルキリープロファイルはRPGとしては元々アクション性が高いですがさらにアクション要素を高めたアクションRPGに。
公式サイトによると、
入手した武器は2つまで装備ができ強化することでレベルアップ。攻撃力の上昇や新たな技を覚えられます。
エインフェリアは「ブルーソウル」によってたまる「ソウルゲージ」を消費することで召喚可能(2体まで)で自動で敵を攻撃してくれます。召喚中はヴァルキリーもエインフェリアと同じ属性が付与され攻撃力も強化。
特にエインフェリアを操作できるという事はなさそうです。
敵に攻撃を当てると「コンボゲージ」が増加しゲージが消えるまでに次の攻撃を当てるとコンボが継続。コンボの継続で「アーツゲージ」がたまり「ディバインアーツ(特殊技)」の使用が可能です。
「ソウルチェイン」という糸のようなものでジャンプでは届かないところへも移動可能。スパイダーマンのような感じだと思います。
スチームの説明によると、スキル獲得や武器強化、エインフェリアやディバインアーツの組み合わせで自分なりのプレイスタイルを作っていけるようです。
アクションとしては現在のアクションゲームで定番的な要素をそろえた感じでしょうか。
発売後無料アップデート
- ヒルドズヴェンジェンス (ヒルド(黒いヴァルキリー)がプレイアブルキャラになる。)
- セラフィックゲート
- より高難易度の「VERYHARD」「VALKYRIE」が追加
グラフィック
最初のトレーラーを見てグラフィック的にはいまいち感があったものの、2番目のトレーラーは個人的には精細感が増した感じでだいぶんプレイしたいと思えるグラフィックになったんじゃないでしょうか。
キャラのグラフィックは特にいい感じに見えます。ヴァルキリーもかわいくなったように思います。
ストーリー
ストーリーは、
はるか昔――
終末の定め「ラグナロク」により、世界は破滅の危機に瀕していた。
万物を統べる主神オーディンは、残された僅かな力で「救済の使徒」を想像し、彼女に運命を託した。
ここに今、新たな「戦乙女」の物語が始まる――
ヴァルキリーエリュシオン公式サイトより引用
とかなりふわっとしたイメージで具体的にどのような物語なのか現時点では不明。
世界を救う話になる感じです。
キャラ
せっかく復活したヴァルキリープロファイル。しかし主人公がかわいくないと評判なので何とも悲しいところです。
個人的には嫌いではないけど海外ユーザーを意識してかなというイメージ。スチームでも配信されるので。
今までのアニメ的なキャラグラからリアル寄りの路線変更なのである程度は仕方ないでしょう。
今後、他スクウェア・エニックスのゲームでもリアル寄りのキャラデザインが採用されていきそうな感じはします。
イラスト、キャラデザイン担当はグランブルーファンタジーやニーアオートマタのサブキャラをデザインした永井悠也氏。
イラストは従来シリーズと似た雰囲気で個人的には良い感じ。イケメンも多いです。
曲
曲に関してはこれまで通り桜庭統氏が作曲を担当。これは間違いなく期待できます。
開発元ソレイユとは
「ヴァルキリーエリュシオン」はヴァルキリープロファイルの外伝的タイトルなのでトライエースが開発元ではなくソレイユという会社が開発を担当しています。
元々テクモのTeamNINJAのスタッフだった人が立ち上げた会社でTeamNINJAはNINJA GAIDENなどのアクションゲームを多く作ってきたのでアクションゲームに関するノウハウや人脈を多く持っていそう。期待できると思います。
発売日予想
とりあえず2022年発売とアナウンスされています。問題は2022年の何月かという事。
最近スクウェア・エニックスの中規模タイトル制作発表から半年から1年ほどでリリースされる事が多いので、2022年の11月と予想します。
※追記 発売日がPS4,5は2022年9月29日、スチームは2022年11月12日に決定!
思ったより早かったです。スチーム版は予想が当たった?
※スターオーシャン6とのコラボキャンペーンあり。詳細は以下。
スイッチで出る?
グラフィック的にも処理はあまり重くなさそうだし、そもそもPS4、スチームだけでは利益も少ない、さらにヴァルキリープロファイルシリーズのファンでスイッチしか持っていない人も多いと思います。
高い可能性でスイッチ版「ヴァルキリーエリュシオン」も出ると予想します。
※追記
公式サイトで、「ハイエンドグラフィックで描かれる」という記述がありグラフィックの美しさをウリにしているようなのでそうなるとスペック的にスイッチでの発売はちょっと厳しいかも。
ただ、ハイエンドなグラフィックのウィッチャー3はスイッチで出ているので個人的には可能性はあると思います。
※あくまで個人の予想です。
評価まとめ
発売後の世間の評価をまとめました。
- アクションは最初はやや単調に感じるがやれることが増えていくと楽くなっていく
- アクションゲーム初心者でも楽しめる戦闘システムで自由度もある
- キャラデザインに魅力がある
- エインフェリアを仲間にした後にサイドクエストをクリアすることで彼らの過去の記憶を知ることができ、それらを知る事でメインストーリーでのエインフェリアたちの事をよく理解できる仕組みになっているのは良い
- 魔法が4つしかセットできないのは不便
- エインフェリアの数が少ない
- エリア移動の際、ロードが長い
- サイドクエストクリア後に解放されるエインフェリアの過去の記憶はボイスドラマ仕立てなので味気ない
- エインフェリアが仲間になってから彼らの過去が分かるという順序ではエインフェリアに感情移入しづらい
- ヴァルキリープロファイルのファンには合わない可能性も
目新しい要素は無いながらも現代のアクションゲームとしては結構良い評価で、遊んでいくうちにやれることが増えてきたら面白くなってくるスロースターターなタイプのもよう。
キャラやストーリーはシリーズ過去作、ヴァルキリープロファイルと比べると薄味なようです。
北欧神話の世界観が好きでアクションゲームにも興味があるのなら一度プレイしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
予想外のヴァルキリープロファイルシリーズ外伝の発売が発表されかなり驚きました。
アクションRPGになったというのは流行りにも合っているしヴァルキリープロファイルのゲーム性にも合っているので個人的にはいいと思います。
それにしても、スクエニさんは過去IPの掘り起こしにずいぶん積極的だなぁとありがたく思い、さらに今後の動向に注目だと思います。
コメント