僕にとってドラクエで一番の漫画といえば「ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場」。
子供のころ繰り返し読んでいましたが、今回はこの懐かしのドラクエ4コマ劇場の1~4の感想を語っていきます。
思い入れ深いとはいえ、かなり記憶はあいまいなので勘違いという所もあるかもしれませんが、おおらかな気持ちで読んでいただけたらと思います。
ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場1〜4感想
複数の作家が描いた4コマ漫画が掲載
ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場は一人の作家が描いた4コマ漫画が載っているのではなく複数の作家の作品が載っています。
いまテレビでもたまに見かける個性派の漫画家、南国少年パプワくんで有名な柴田亜美氏や、魔法陣グルグルの衛藤ヒロユキ氏などが描いています。(おそらく新人の頃)
柴田さんの描くドラクエ3の勇者はかなりぶっ飛んでいて、今テレビに露出してぶっ飛んだ姿を見せている柴田さんにそっくり。
なるほど4コマ漫画劇場ドラクエ3の勇者は柴田さん自身なのか、ドラクエは体験型のゲームで喋らない主人公は自分の分身だしさすがドラクエらしいと数十年たった今、妙に納得。
魔法陣グルグルの衛藤ヒロユキ氏もやっぱり衛藤ヒロユキ氏らしいカラーが出ていたと思います。
と言っても僕は魔法陣グルグルはアニメでしか見ていませんけど、ひねくれた感じの捉え方というかそういう感性が魔法陣グルグルと共通していたと思います。
絵は結構新人ということもあって失礼ですがあまり上手ではなかったです。でも独特の下手ウマな感じがありました。
個人的に好きだったのは新山たかし氏の4コマですかね。
お色気ネタが多かったようですが僕は純粋にあのまるい柔らかなタッチの絵が好きでした。
クリフトとアリーナがネタになっているのが多くて、ドラクエ4好きの僕には良かったです。
ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場の作家、すずや那智氏がネタにしていたクリフトがアリーナに片思いをしているという設定はリメイク版ドラクエ4に逆輸入され公式設定になったようです。
※ウィキペディア参考
ドラクエ4コマ1〜4はゲームのドラクエⅠ〜Ⅳがネタになっていたと思う
ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場1〜4はたしかゲームのドラクエⅠ〜Ⅳがネタになっていたように思います。確かⅤはなかったんじゃないかな?
ちょうどファミコン版と子供の頃、夢中になってやったナンバリングなのでその分の思い入れもありますね。
あのピコピコ音と戦闘画面は黒の背景、ドット絵も色数も少ない、さらにキャラ描写もそんなに多くないのでその余白がかえって4コマ漫画のネタ作りには丁度良かったんじゃないかと思います。
まとめ
いやぁ、思い入れはあるんでもっと感想が湯水の如くあふれ出てくるんじゃないかと思っていたんですが、実際、内容はほとんど忘れていますね。
多分もう一度見たら「ああ、これ。なつかしい!」と思うんでしょうけど。
なんか妙に記憶に残っているのはドラクエⅢの男戦士のネタでバラモスに対して「なんだ幼稚なおっさんか」と言ってスルーしてしまう。彼には敵はないというオチだったように思いますが、かなり地味な男戦士だからこそ漫画のネタになると作家さんは思ったのでしょうね。ナイスセンスだと思います。
ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場は4以降もゲームドラクエシリーズに合わせ出ていたようですが僕が読んだのはこの4まで。(もしかしたら5までかも)
思い入れのあるゲームだからこそ4コマ漫画も楽しめたのだと思います。
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