漫画 持ち込みと投稿を比較【メリット、デメリット 経験談を書く】

スポンサーリンク
漫画修業
スポンサーリンク

商業漫画雑誌やweb漫画でのデビューを目指す際に必要となるのが漫画編集部への持ち込みまたは投稿。

持ち込み、投稿のどちらでもプロデビューすることは可能ですが、実際にどちらをメインに活動していけばいいのか悩むこともあるんじゃないでしょうか?

 

僕は過去にプロデビューを目指し複数の出版社に持ち込みと投稿をしていたので今回は、持ち込み、投稿のメリットとデメリットを書いていきます。

よかったら漫画家になるための活動の際の参考にしてもらえばと思います。

 

スポンサーリンク

漫画の持ち込み、投稿とは

まずは簡単に漫画の持ち込み、投稿を解説します。

 

漫画の持ち込みとは

漫画の持ち込みとは、事前に出版社の漫画編集部に連絡し予約を入れ、直接自分の描いた漫画を持ち込むことを「持ち込み」といいます。

大体の場合、編集部の編集さん一人が対応してくれ、その場で持ってきた漫画を読んでもらい講評してくれます。編集さんが漫画を気に入ってくれたなら担当になってくれる場合もあり、そうなると雑誌デビューが一歩近づきます。

持ち込みの方法は出版社の漫画編集部のホームページに記載されているのでよく確認して予約の電話をすればいいと思います。

 

漫画編集部が出張し多数集まって開かれる漫画持ち込み大会のようなものも年に数回東京、地方ともに開催されるのでそれに参加するのもありです。

僕はこの出張編集部に2回持ち込みました。

 

漫画の投稿とは

出版社の漫画編集部がやっている漫画賞に投稿する事を漫画の「投稿」と言います。

編集部の複数の編集さんがひとつの作品を読むことになるので露出は多めになります。

募集要項をよく確認しルールに従って作品を完成させないと賞の対象にならないので注意が必要です。

 

編集部によってはまずアルバイトの人に作品を読んでもらい、そこでふるいにかけ残った秀作を編集部の人が読んで査定するというところもあるようです。

 

作品の返却は無条件で返送してくれる編集部もありますが、返送用の切手と封筒を作品原稿に同封しないと返却してくれない編集部もあるので作品を返却してほしい場合は募集要項をよく確認しましょう。

 

漫画持ち込みのメリット、デメリット

漫画持ち込みのメリット

やはり漫画を読むプロである編集さんの反応を直に見れ、作品に対して細部まで具体的に指導してもらえるというのが一番のメリットです。今後の作品の改善に役立ちます。

反応がイマイチで落ち込むことになる可能性もありますが、自分のレベルがどれぐらいにあるのか見極めるのにもいいです。

指導に関しても自分では気づけないことを指摘してもらえることも多く、漫画に関する質問や雑談もできるので聞きたいことを前もって決めておくのがおすすめです。

 

作品や作者自身を気に入ってもらえた、可能性を見いだされた場合は、定期的にネームなどを見てアドバイスしてもらい一緒にプロデビューを目指す「担当」になってもらえる可能性があるのも持ち込みのメリットです。

 

漫画持ち込みのデメリット

やはりいちばんのデメリットは地方在住の場合交通費がかなりかかる事です。

出版社の漫画編集部は東京に集中しているので自分の住んでいる場所が東京から遠ければ遠い程、交通費はかかります。深夜バスで大阪から東京でも往復約6000円はかかります。新幹線だと片道だけで1万5千円程かかります。

社会人だとなんとか払える金額ですが学生だとかなり厳しい金額だと思います。

持ち込みする際には計画的に複数の出版社に持ち込むのが効率的です。ネットカフェなどを利用し、泊まり込みを前提にして持ち込むのもいいです。

 

持ち込みの際のもう一つのデメリットは自分の漫画を読んでくれる編集さんは基本一人だけという事です。

一人だけということは読んでくれた編集さんと自分との感性の相性が悪いとあまり漫画の評価も相対的に良くはならないでしょうし担当になってくれる確率は下がります。客観的なアドバイスはしてもらえますが、少し実りの少ないものになってしまいます。

感性の合わない編集さんにあたった場合は複数回持ち込みし自分が信頼できる編集さんにあたったら次からはその編集さんに見てもらえるかどうか予約時に確認すればいいと思います。

 

漫画投稿のメリット、デメリット

メリット

漫画投稿の一番のメリットはやはり郵便送料の500円程度で投稿できるためコストパフォーマンスが良いです。作品さえ量産できれば月例賞に毎月投稿も可能です。

毎月ではないにしても投稿回数が多いと賞をもらえる確率も上がるし、編集部への露出回数も増えるのでやる気を感じてもらえ目をつけてもらえる可能性は高いです。

 

もう一つのメリットは複数の編集さんに漫画を読んでもらえるので単純に編集さんが担当になってくれる確率が上がります。

ただ持ち込みとは違い作者の人柄は見えにくいので、作品自体がある程度のレベルに達しているか、若くてなにか光るものを持っていないときびしいでしょう。

 

あとはメリットと言うほどではないかもしれませんが締め切りがあるのでダラダラと作品を描かずに済むというのもひとつのメリットかもしれません。

 

デメリット

漫画投稿のデメリットは送った作品の評価が受け取りにくいことです。なにかそれなりの賞を受賞した場合は本誌で詳しく講評してもらえますが、それはあくまでごく一部の人のみです。

編集部によっては原稿返却時に一言コメントを封入してくれるところもありますが、あくまで一言コメントなので持ち込み時にもらえるアドバイスからすると物足りないものになります。

 

それでも僕の場合は自分では気づけなかったアドバイスをもらえたのでなかなか有益でした。

 

もう一つのデメリットは作品の評価のレスポンスが返ってくるのに時間がかかる事です。

月例賞などの賞の結果が分かるのは早くて1ヶ月、時間がかかると2、3ヶ月かかった場合もあります。一言でもアドバイスがもらえる場合は今後の作品作りにも影響するので反応まで時間がかかるというのは結構痛いです。

 

まとめ

以上まとめると、

漫画持ち込みのメリット

  • 編集さんの反応を直に見れ、作品に対して細部まで具体的に指導してもらえる。
  • 作品の完成度だけでなく、作者自身の可能性や人柄もみてもらえるのでその相性が良いと「担当」になってもらえる可能性がある。

漫画持ち込みのデメリット

  • 地方在住の場合交通費がかなりかかる。
  • 自分の漫画を読んでくれる編集さんは基本一人だけなので相性が良くない人に見てもらうとあまり実りの多いものにならない。

漫画投稿のメリット

  • 郵便送料の500円程度で投稿できるためコストパフォーマンスが良い。
  • 複数の編集さんに漫画を読んでもらえるので単純に編集さんが担当になってくれる確率が上がる。

漫画投稿のデメリット

  • 送った作品の評価が分かりにくい場合も多々ある。
  • 作品の評価のレスポンスが返ってくるのに時間がかかる。

となります。

 

持ち込み、投稿共に相応のメリットとデメリットがあるので自分に合った方法で漫画制作活動をしていくのがおすすめです。

例えば、基本は投稿を主体にして、年に1、2回は持ち込みをするという感じでいいでしょう。

 

とにかく商業誌でプロデビューするには積極的に活動していくしかないのでガンガン作品を描いてどんどん編集部に見てもらい評価してもらうのがいいと思います。



二千年 冬

幼少のころからゲームに触れてきた世代で、昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGが好きなおじさん。

下手な漫画描き。クリスタとCintiq16使用。
甘党のスイーツ好きでいちおしはファミマのダブルクリームサンド。

二千年 冬をフォローする
漫画修業
スポンサーリンク
シェアする
二千年 冬をフォローする
ユウナカ屋

コメント

タイトルとURLをコピーしました