ワコムの液タブCintiqおすすめを紹介【Proはやっぱりプロ向けだった】

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漫画家やプロのイラストレーターも愛用する老舗ワコムの液タブ、Cintiqシリーズ。

家電量販店に試し書きスペースがあったのでPro32型以外の機種を試し書きしてきました。

 

詳しい感想と当ブログ管理人が考えるおすすめ機種を紹介するので「ワコムの液タブCintiqが欲しいけど高価だし選び方が分からない!」という方は参考にしていただけたらと思います。

 

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Wacom Cintiqとは?

日本の老舗ペンタブレットメーカー、ワコムが販売している液晶ペンタブレット(液タブ)。

非常に高性能直接画面に書く描き味は最高、多くの漫画家やイラストレーターに愛用されている液タブです。

ただ性能に比例して値段も高くどちらかというとプロが使うというイメージ。

最近はCintiq16など比較的素人でも手の出しやすい値段設定(それでも数万円しますが・・) の物も出てきたのでワコムのメイン商品という感じになってきたと思います。

現在はプロ向きのCintiq ProとエントリーモデルのCintiqとWacom Oneの2つのモデルがあります。

 

液タブは単体では使えず別途PCが必要です。

 

Cintiq Proの特徴

主な特徴は4Kの高解像度広色域高性能なプロペン2付属USB Type-CとHDMI対応タッチ機能搭載描画面のガラスが薄いためか視差が少ないのが特徴です。

サイズは16(15.6)、24、32型があります。以前は解像度がFHDのCintiq Pro 13がありましたが生産終了したようです。Wacom Oneが取って代わったということかも。

 

Cintiq Pro 16の感想

Bitly

USB Type-C、mini-Display Port、Display Port(変換が必要)とPC側の環境が整っていれば4K表示ができます。(HDMI接続の場合は最大解像度2K表示

15.6型の画面サイズに4Kだとちょっとアイコンなどが小さい感じがしました。絵を描く分にはいいと思います。

 

ノーマルのCintiq16より視差は少ないです。ただ管理人がCintiq16に慣れているためか同じプロペン2でもCintiqProのほうが描いていて何かしらの違和感を感じました。もしかすると4K表示が影響しているかもしれないです。

自分の持っている液タブと他の液タブとでは感覚が違うのは当然ですし慣れてくれば違和感はなくなると思います。筆圧感度やカーソルの追従性、視差の小ささ、タッチ機能などはさすがProという感じでした。

 

Cintiq16と違いProは画面一面フラットにガラス張りになっていて引っかかりが無いのも良い点だと思います。ただ、結構画面から熱が感じられ夏場なんかは気になるかもしれないです。

 

Cintiq Pro 24の感想

Bitly

24型だけあって画面が広く全体が見渡せるので絵を描くとき全体のバランスが取りやすいと思います。ただ、画面が広いためか高解像度でも画質はあまり高精細な感じはしませんでした。

 

24型でも本体はかなり大きくおよそ横68cm✕縦40cm✕奥行き5cmあるので購入するならしっかり設置スペースを確保しておかないと大変なことになると思います。重さも7キロ程あるので設置するのも女性だとひと苦労するかも。24型でこれだけ大きいなら32型だと一体どうなるんだ・・。

 

それ以外、機能面はcintiq16Proと同じく多機能、高性能という感じです。描き味も最高で、本体熱はそんなに感じられなかったです。

プロ相手に偉そうに言うのもなんですがプロの方にはこちらがいいのかも。

 

Cintiqの特徴

初心者の人にも機能を絞って買いやすい値段にしたエントリーモデル

エントリーモデルと言ってもプロペン2というプロ仕様のペンを搭載したものなので描き味は最高クラスです。CintiqProと比べると視差が少し大きいですがすぐに慣れます。発熱が少ないのも特徴。

色域がそこまで広くないので印刷する場合は別モニタで確認が必要かもしれません。Web上で全て完結する場合は気にしなくていいです。

 

Cintiq16の感想

Amazon.co.jp

Cintiq16に関してはこのブログでレビューしているのでよければ参考にしてください。

 

Cintiq22の感想

Bitly

描き味に関してはCintiq16と同じくプロペン2を搭載しているのでとても良いです。Cintiq Proより視差がありますがすぐに慣れて気にならなくなると思います。このあたりもCintiq16と同じです。

画面はFHD、22型ということでCintiq16と比べると少し画質が荒く感じられるかもしれません。画面の大きさで全体が見やすいので絵を描くときにはこちらのほうが向いてるかも。

57×35.9×4cmと大きさもなかなかのものなので設置スペースはしっかりと確保する必要があります。

 

まとめ、目的別おすすめCintiqを紹介

正直機能盛りだくさん4K、広色域、高価格のプロ仕様CintiqPro16は熱が結構な感じで出るのであまりおすすめしにくい感じがしてしまいます。

 

4Kで出力できるPCもDisplay Port、USB Type-C搭載と最近は主流になりつつはあるようですが限定的だしわざわざグラフィックボードを新調するのもなぁという感じ。Wacom Link Plusというアダプタもありますが高価です。

作業スペースが狭くカラーイラストの印刷もするがディスプレイは1枚で済ませたいという人はこの広色域のプロ仕様CintiqPro16がいいかもしれません。

 

CintiqPro24に関しても高性能、多機能、高価格なのでカラーイラストの印刷もするしひとつの液タブで全てを完結させたいバリバリの漫画家やイラストレーター用という名前通りの正しくプロのための液タブと言う感じがします。

 

やっぱりアマチュアはエントリーモデルのCintiqで十分。エントリーモデルなのにプロ仕様のプロペン2が付いているので書き味は保証されているし、カラー印刷にこだわる場合は広色域のモニタを別に用意する必要があるとはいえそこまでこだわりが無ければこれ一枚でも特に問題は無いと思います。

 

あとは予算、作業スペースと相談し、予算も作業スペースも少なめ小さめな人はCintiq16。大きい画面でのびのびと描きたい、予算も作業スペースもあるよという人はCintiq22を。

 

素直にガチのプロはCintiqPro、アマチュアはCintiqという判断で間違いないと思います。





あそブロ主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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