デジ絵を描くのに液タブと板タブを併用して感じたこと【液タブは没入、板タブは客観】

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現在お絵描き環境でメインにワコムの液タブCintiq16、サブにワコムの板タブOne by Wacomを併用しておりその過程で感じた事を書いていきたいと思います。

 

当ブログ管理人が主に感じたのは液タブは「没入感」、板タブは「客観的」という感覚が強いといったところ。

さらに詳細を書いていくので、液タブか板タブかどちらを買うか迷っている、液タブから板タブ、板タブから液タブ、アナログからデジタルと「移行」を考えている方はよかったら参考にしてください。

 

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当ブログ管理人の板タブ、液タブの使用歴

まずは管理人の板タブと液タブの使用歴を紹介します。

液タブ使用歴

  • だいたい八ヶ月ほど

 

板タブ使用歴

  • 使用歴は十年ほど前に使い始めてそこからから五、六年ほど
  • その後は使うことはなく、つまり板タブ歴およそ六年、ブランク四年

板タブ、液タブ共に日によっては使わない日もあったり一日中使ったりとまちまちです。

このような使用状況での感想ということでお願いします。

 

線は板タブより液タブの方が速く正確にけ引ける。

やっぱりというか線を引くのは直感的に線が引けるぶん液タブの方に分があります

 

管理人は板タブの設定を特殊な設定にしていてモニタ上の操作エリアと板タブの読み取り範囲の大きさを近づけていて(つまり板タブで操作出来るのは限定的な範囲で画面すべての範囲を操作できない状態)。

個人的にはこの状態のほうが狙ったところに線が引きやすく、「この線はなんか違う」的な実際狙ったところに線は引けたけど引かれた線を見て満足できないというやり直しはあまりありません。

その状態でも板タブよりも液タブの方が速く、正確に線が引けます。

 

機械の仕様上どうやっても実際描画する所(入力)と描画される所(出力)が液タブよりも板タブの方が離れているのでやっぱり板タブの方が線を引くと言うこと関しては難しいと思います。

工夫や経験で挽回できるとはいえ思い通り線が引けるようになるには時間がかかります。

 

管理人の判断としては線を引くなら板タブよりも液タブということに落ち着きました。

 

液タブはのめり込む、板タブは見わたす感じ

使用感の違いでいうと、液タブはのめり込む感じで板タブは客観的という感じ。絵を描く場合は液タブの方が楽しいです。板タブは少し作業感が。

ただ3DCG製作などは板タブの方がやりやすいという人もいたり、やる内容によってどちらが合うかは変わってきそうです。

 

板タブの手で絵が隠れないというのは特にメリットに感じなかった。

板タブのメリットの一つで手で絵が隠れないというものは個人的にはあまりメリットには感じませんでした。

管理人が描いている場所に集中し過ぎている可能性もあるので上手く全体を見ながら描ける人はこのメリット有効かもしれません。

 

液タブより板タブのほうが表示を拡大しないと描きにくい

管理人が板タブを特殊な設定にしていて描いている影響か、板タブ、液タブの大きさが関係してくるのか分かりませんが、板タブの方が液タブよりも少し表示を拡大しないと線は引きにくいです。

そういう場合は別のウィンドウに全体を表示させるのがいいと思います。

 

液タブは前かがみになるが腰痛、肩こりは無し

管理人の場合健康面で特に問題ありませんでした。画面にあまり顔を近づけていなかったのが良かったのかもしれません。

アナログで絵を描いてきた人には特に問題ないと思います。

 

アナログで紙の描き味が好きなら板タブというのもアリ

板タブは描くところ(入力)と絵が表示されるところ(出力)違うため板タブ描画面に紙を貼って使うことができます。

板タブに紙を貼って使うとアナログで描いている感が再現可能になるので僕のように紙に描くアナログの感覚が好きな人は板タブを選択するのもアリだと思います。

 

液タブにペーパーライクフィルムを貼れば紙に描く感覚に近づけられますがやっぱり実際に紙で描くのとでは大きく違います。

 

紙の描き味が好きでデジタル環境を導入したい人には板タブという選択肢もありだと思います。

 

板タブは収納や取り回しが楽

基本的には液タブより板タブの方が省スペースなので収納や取り回しは板タブが楽です。

それに液タブは高価だし画面に傷を付けないように気を使いますが、板タブだと多少雑に扱っても大丈夫なので気も楽です。

 

液タブは普通にモニタとして使える

液タブは絵を描くだけでなく普通にモニタとして使えます。

メインモニタとしても使えるし、メインモニタがある場合はサブとして使えメインで動画鑑賞、サブでちょっと調べものと便利です。

Cintiq16はコードが長いので寝転がって絵を描いたり、動画を鑑賞したりできます。

 

まとめ

液タブ、板タブを併用しての感想をざっくり言うと

  1. 線は板タブより液タブの方が速く正確にけ引ける。
  2. 液タブはのめり込む、板タブは見わたす感じ
  3. 板タブの手で絵が隠れないというのは特にメリットに感じなかった。
  4. 液タブより板タブのほうが表示を拡大しないと描きにくい
  5. 液タブは前かがみになるが腰痛、肩こりは無し
  6. アナログで紙の描き味が好きなら板タブというのもアリ
  7. 板タブは収納や取り回しが楽
  8. 液タブは普通にモニタとして使える

となります。

 

個人的には液タブの方が楽しく絵は描ける、板タブは気軽に使える、紙のを敷いて書くとアナログ感が出ていいという感じです。

 

以上、何かの参考になれば幸いです。





ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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コメント

  1. かんくら より:

    板タブから液タブに移行して、五十肩になってしまいました。現在、板タブと液タブの併用を考えていて、こちらのブログの記事が大変参考になりました。ありがとうございます。
    液タブはエルゴトロンのアームを使っているのですが、それでも右肩上がりになってしまいます><

    • 参考にしていただきありがとうございます。
      液タブは前かがみになりやすいのでどうしても首や肩に負担がかかってしまいますね。
      僕はとりあえず前のめりになりすぎないように気を付けています。

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