ワコム板タブ(ペンタブ)はどれがおすすめ?【目的別で紹介】

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PCなどデジタル環境でお絵かきをしたいときに必須なのがいわゆるペンタブレット(板タブ)という入力機器です。

現在日本の老舗メーカー、ワコムからは、One by Wacom、Intuos、lntuosProの3種のモデルが出ています。

しかし実際買うとなるとどれが自分に合っているか分からなくなることもあるのでは。

 

そこで今回はこれら機種を家電量販店で試し書きしてきたのでその感想と目的別にどの機種、サイズの板タブを選べばいいか当ブログ管理人なりにまとめてみました。

よければ参考にどうぞ。

 

ワコム板タブ機種表

ラインナップサイズ補足
One by WacomMediumワイヤレスなし
タッチ機能なし
Intuossmall、Mediumワイヤレスありとなし
タッチ機能なし
lntuosProsmall、Medium、Largeワイヤレスあり
タッチ機能あり

 

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お絵かきで初デジタルに挑戦!という人におすすめのOne by Wacom

初心者の人や全く初めてデジタルで絵を描く事を考えている人におすすめなのが「One by Wacom」

Bitly

なんといっても本体価格がアマゾンだと6000円弱と安いうえ、定番イラストソフトのクリスタDebutも無料でダウンロードできるので初期投資が安くすみます。

スペック数値上、筆圧レベルが2040レベルと海外製の板タブと比べても低いとはいえ実際問題2040でも十分だしワコム製ならではの描き味の良さもあるので全く問題ないと思います。読み取り精度は±0.5mm、その他の性能も十分です。

 

筆圧レベル どれだけ筆圧を繊細に読み取ってくれるかを数値で表したもの。数値が高いほうが線や色の強弱が付けやすい。

読み取り精度 ペン先の座標位置の精度。±が少ない方がペン先の位置が正確に反映される。

 

ファンクションキー、ワイヤレス、タッチ機能がなく機能面はシンプル。サイズがMediumでもとてもコンパクトなので収納に困ることも無いです。

メインのペンタブが壊れた時のスペアとして持っておくのもアリです。

 

デザイン、省スペースにこだわる、無料でクリスタProを試したい人におすすめのIntuos

PC周辺機器といえどやはりデザイン、カラーは大事というおしゃれに気を使う人にはブラック、グリーン、ピンク(本体背面の色)から色を選べる「Intuos」がおすすめです。

Bitly

ピスタチオグリーン、ピンクとおしゃれで女性が好みそうな色をチョイスしてあるので若い女性の部屋にも違和感なく溶け込むと思います。

ワイヤレス機能もありMediumでも本体は小さくコンパクトに使えるので省スペースですむ板タブがほしい人にもおすすめです。(ワイヤレス機能なしで安くなった商品もあり)

 

性能も筆圧レベル4096レベル、読み取り精度±0.25とにイラストを描くには十分な性能でプロのイラストレーターの中にもこのintuos を使っている人もいます。

試し描きした感じですが描き味も申し分なし。描画面の抵抗感も適度。筆圧レベル4096レベルで数値上は海外製より劣っていますが十分です。

 

と言ってもプロペン2を搭載したlntuosProには明らかに劣っていてさすがにフェザータッチでも読み取るという訳には行かず、ちょっと線は太めに出る感じがします。あくまでlntuosProと比べての話ですので性能が低いということではありません。

 

ぶっちゃけOne by Wacomとそこまで描き味に大差ないかなと言う感じがします。

ワイヤレス機能が必要ない人やOne by Wacomの裏の真っ赤な色がイヤじゃない人はOne by Wacomで十分な気が。

 

あと、無料でイラストを描く時に必要な機能はほぼ搭載されているソフト、クリスタPro(2年間のライセンス)がついてくるのでクリスタを試したい人にも向いています。

期限が切れても優待価格で安く購入出来るのでお得。

クリスタ優待販売

 

サイズはsmallとMediumがあり、ノートパソコンなどモニタが小さい人はsmall、モニタが大きい、線を多く引く人はMediumでいいと思います。

 

描き味にこだわりイラストなどのプロを目指す人におすすめのlntuosPro

デジタル環境導入時、最初から「プロになる!」と決意している人にはlntuosProがおすすめです。

Amazon.co.jp

性能も筆圧レベル8192レベル、読み取り精度±0.2mmと理想的で何より付属しているプロペン2の描き味が最高です。

試し書きした際、ON荷重の性能が優秀なためかフェザータッチの筆圧でも繊細に読み取ってくれブラシサイズを頻繁に変えることなく細い線から太い線まで引くことができ、微妙な濃淡も表現できるので自分の思い描いた通りの表現ができます。

描画面の抵抗感もちょうど良いです。

 

ワイヤレス機能やタッチ機能、傾き検知、ファンクションキーも付いていて機能も充実していますが使わない人にはちょっとムダに感じるかも。値段も高性能、多機能だけあって高価です。クリスタがついてこないのもちょっと痛いです。

ただ他を圧倒する描き心地の良さがすべてを忘れさせてくれます。

描き心地を追求するなら海外製品を含めすべての中からみてもlntuosPro一択、これ以外の選択肢は皆無です。高性能、最強の板タブ「lntuosPro」という認識で間違いないでしょう。

 

サイズはsmallとMedium、Largeがあり、ノートパソコンなどモニタが小さい人はsmall、モニタが大きい人はMedium、線を多く引く人はLargeでいいと思います。

 

補足:lntuosProにはペーパーエディションという板タブ上に紙を敷きその紙に書いた絵をデータとしてPCに転送できるものもあります。

 

まとめ

まとめると、

とにかく安くデジタル環境をソフトからハードまでそろえたい場合One by Wacom

板タブ自体のデザイン性、省スペースを求めさらに無料でクリスタProを試したいならlntuos

プロ志望でひたすら描き味を追求したいならlntuosPro

ということでいいと思います。

 

自分に合った板タブを買って楽しい板タブライフを過ごしましょう。

Bitly
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ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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