ロマサガ2リメイク リベンジオブザセブン クリア後感想ネタバレなし【ゲーム雑記】

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ロマサガ2リメイク リベンジオブザセブンPS5版を難易度オリジナルでクリアしたので感想を書きます。

良ければ参考にどうぞ。

 

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バトルシステム、その他システム

バトルシステムは原作と結構違っていてタイムラインがあって行動順が回ってきたキャラから都度攻撃していくタイプ。

そして敵の弱点を攻撃するとオーバードライブというゲージをためることができ、満タンまでためると強力な連携技が繰り出すことができます。

 

このシステムのおかげでかなりバトルテンポはよく、スピード感を常に感じながらバトルができました。連携を使ったり強力な全体攻撃があると雑魚は集団でも簡単に倒せるようになるのでサクサクと進められ快適です。

 

ひらめきに関しては原作では何をどのタイミングでひらめくか分からなかったのがどの技からどれぐらいの可能性でひらめくか可視化できるように。

効率よく技を習得できストレスなくキャラを強化できます。

 

そのほかシステムに関しても目的地が表示されたり発生しているイベントが一覧できたりととにかくできる限りプレイヤーがストレスを感じることなく遊べるよう最大限の気配りがされた作品だとプレイしていて感じました。

 

難易度に関しては「オリジナル」だと序盤は結構歯ごたえを感じられる仕様。サガらしい雑魚的にも油断できない、ボスはぎりぎり倒せるといったスリリングな戦闘が楽しめました。

中盤以降は少し敵と戦い強くなりすぎたせいか雑魚は楽勝、ボスはてこずるといった感じになり、あまり戦闘をしすぎるとバトルの緊張感が下がってしまうかも。

 

打って変わってラスボスにはだいぶん苦戦し何時間やっても現パーティーでは倒せず、強化の旅へと出発する羽目に。

とはいってもちょっと強い武器を集めたりしただけでキャラ自体はほとんど強化せずラスボスに挑むと思いのほかあっさりと倒せたので「どういうこと?」といった感じで攻略の仕方が悪くハマっていただけかもしれませんね。

 

バトルで気になったのは回復が重要と昨今のサガシリーズとは真逆の方向性なのでそのあたりは少し残念に感じました。個人的にもサガに回復はいらないと思います。

 

グラフィック

グラフィックに関してはすごくはないのだけどかなり頑張っている感じ。

キャラのモデリングは丁寧だし、火山や氷原、ジャングルなど多彩なロケーションの特徴がよく出ていて冒険している感じが味わえます。

町の特徴もよく出ていて港町なら市場がにぎやかだし、軍港なら武器兵器などがそれらしく配置されていたりと世界観がよく表現されていたと思います。

 

バトルのエフェクトも派手で見ごたえがあるし、変に長すぎないのもポイントが高い。

 

すごくはないのだけど価格の割に結構高水準でまとめられたグラフィックだと感じました。

 

曲はオリジナルとアレンジの切り替えが可能。

管理人はアレンジ版を選択しプレイしました。

 

アレンジ版は昨今ゲームで多いオーケストラ風の曲調でなく、ゲーム音楽らしいシンプルな曲調。

名曲たちの良さを殺すことなくいい塩梅でアレンジされていたと思います。

 

原作の音楽を担当した伊藤賢治氏が監修をしているのでさすが仕事人といった感じ。

やはり七英雄バトルはアレンジ版でもかっこよかったです。

これら名曲をバックに戦うバトルはやはりテンションが上がってしまう。最高でした。

 

バトル以外の曲もスーパーファミコン時代の良さが残っていて原作ファンも納得できる曲に仕上がっていると思います。

ロマサガはあまり褒められることはないですが町の曲も雰囲気があってめちゃいいですよね。

 

追加ストーリー

追加ストーリーに関しては管理人個人の考えのとしてはやっぱり蛇足だったなと。

基本原作の物語に余計なものを追加されるのは好きではないですね。

作っていただいたスタッフ陣には申し訳ないですが個人的にはどんなよくできたものが来ても余分に感じてしまうタイプです。

 

結構このゲームの根幹を簡単に否定してしまったか・・。

 

まとめ

スピーディなバトルにプレイヤーがストレスをできるだけ感じられないように考えぬかれたシステム、意外とクオリティの高いグラフィック、原曲のイメージを壊さないアレンジ曲などさすが世間の評価がかなり高い良作といった感じ。

管理人も原作、リマスター版を遊んだにも関わらずに普通に楽しめました。

 

ただ、引っかかるところもあってやっぱり新設設計にしすぎるとサガらしくないなと感じることも多々ありました。

例えばひらめきが可視化されているので原作にあった意外なところで技をひらめき、強敵だったボスが倒せたといった意外性のあるドラマティックな体験はしにくくなったと思います。

 

まあ、この辺りは快適性とのトレードオフなので仕方ないでしょうけど個人的にはサガはある程度不便なくらいがちょうどよいなと思います。(リメイクでは便利要素は設定でオフにできるけどそれでプレイするとまた何か違った感じに‥)

サガ作品の中で一番サガらしくない感じがロマサガ2リメイクには感じられました。面白かったのですけど。

 

RPGとしては普通に良作なので小説や映画のような濃厚な物語ではない自分で物語を紡いでいき、戦闘と曲の気持ちいRPGを探しているならおすすめしやすい作品だと思います。

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あそぶろ

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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