昔のFF好きはFF16を楽しめる?【FF16の公式サイトや動画を見て買うか考える】

FF16情報 ゲーム調査
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ファイナルファンタジー(FF)シリーズ最新作、「ファイナルファンタジー16」が2023年6月22日にいよいよ発売。

 

挑戦的なFFシリーズらしく初のアクションRPGとなり、対応ハードがPS5とあって過去最高レベルのグラフィックを誇る本作。

しかし、ただ新しいことに挑戦しているだけでなく、「クリスタル」や「召喚獣」、「アビリティ」など懐かしいファミコン時代にあったFFシリーズの要素も入っています。

 

今回はこのFF16の詳細と昔のFFシリーズからの変化を調べ、ファミコン時代のFF好き筆者がFF16を買うかどうか検討してみたのでよければ参考にしていただけたらと思います。

 

ジャンルアクションRPG
対応機種PS5
メーカースクウェア・エニックス
発売日2023年6月22日
価格通常版 9,900円(税込み)
デジタルデラックスエディション 12,100(税込み)
コレクターズエディション 38,500(税込み)
CEROD(17歳以上対象)

 

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スタッフ

作品によって制作スタッフがよく変わっているイメージのあるFFシリーズ。

今回FF16のスタッフは、

  • プロデューサー 吉田直樹氏(FF14のプロデューサー兼ディレクター)
  • ディレクター 高井浩氏(FF14のアシスタントディレクター、ラストレムナントのディレクターなど)
  • メインシナリオ 前廣和豊氏(FF14新生エオルゼアのメインシナリオライターなど)
  • 作曲 祖堅正慶氏(FF14作曲など)
  • キャラクターデザイン 髙橋和哉氏(FF14コンセプトアートなど)

と、オンラインRPGのFF14とつながりのあるスタッフが多いです。

 

オンラインのRPGとはいえ、ナンバリングタイトルのFF14を成功させてきた方々なので今回のFF16もFFシリーズとして外すことのないデキになっているでしょう。

PVを見てもそれは予感できるし、曲もFFの世界観にぴったり合っていると思います。

 

FF初期シリーズのプロデューサー、坂口博信氏(FFの生みの親)や作曲の植松伸夫氏は今回FF16への関与はやはりというべきか無いようで、キャラクターデザインを担当した天野喜孝氏もロゴやコレクターズエディションのボックスイラストデザインのみの起用となっています。

 

旧来のFFファンの管理人としては少々残念ですが、とうにファイナルファンタジーシリーズの開発からは遠のいておられる坂口氏の不参加は変化が求められるFFシリーズ新作では正直仕方ないかなと。

ただ植松氏に関しては何曲か作曲していただけたら良かったかなと思います。メインテーマ(オープニング、他の表記)の曲は何かしらアレンジして使用されそうな気はします。

 

世界観

FF16の世界は、

終焉に向かう大地「ヴァリスゼア」
唯一の加護は「マザークリスタル」
ヴァリスゼアに生きる人々はクリスタルから供給されるエーテルにより魔法を生み出し、
日々の暮らしを成り立たせていた

FF16公式サイトより引用

と公式サイトでは紹介されていて、初期FFシリーズの1~5、FF9のような「クリスタル」が登場する剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーの世界へと原点回帰した印象。

”終焉”というキーワードもあって、剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーにダークな雰囲気がプラスされた感じ。今流行りのダークファンタジー寄りになっていると思います。

 

流血表現も結構あり、男女の肉体関係を匂わすシーンもあるためかCERO「D」17歳以上対象となっており、少し大人向けの世界観と言っていいでしょう。

FFシリーズでおなじみの「召喚獣」も登場しリアルなスケール感で表現されているのも特徴的です。

兵器として強力な召喚獣を扱える特別な人、「ドミナント」や、生まれながらに魔法が使える人「ベアラー」という設定も王道ファンタジーらしくて良いと思います。

 

「ヴァリスゼア」には6つの国(1つは自治領)があり、各国がそれぞれクリスタルを持ちその力を受け取っている設定です。

 

 

個人的にはダークファンタジーの雰囲気は特別好みではないとはいえ嫌いじゃないし、設定は原点回帰的なのでの初期FFシリーズの好きな管理人にも全く違和感がないです。すんなりFF16の世界に入り込めそう。

 

ただ、初期FFシリーズの1~5にある牧歌的、童話的な雰囲気は全く無くなったのでそういうものを期待するなら外伝的なものか次回以降のナンバリングタイトルに期待するしかさそうです。

 

ストーリー、キャラ

ストーリー、キャラともに過去作との関連性は無し。

FF16のストーリーを簡単に紹介すると上に記載した引用の続きで、

しかし、限りあるその加護は国家による奪い合いも生み出した……
各国はマザークリスタルを求め、
召喚獣の力とその力を宿す「ドミナント」を使役し戦を始める
ロザリア公国の第一王子「クライヴ・ロズフィールド」もまた、
マザークリスタルをめぐる戦乱へと巻き込まれるのであった
過酷な運命を背負ったクライヴは、やがて世界の真相を知り、
マザークリスタルの破壊を目指していくことになる……

これはクリスタルの加護を断ち切るための物語。

FF16公式サイトより引用

となっていて戦記物的な要素のあるストーリーだと思います。

 

さらにストーリーの詳細を書くと、

主人公、ロザリア公国第一王子、「クライヴ」は大公家の嫡男だったが、大公家の人間として召喚獣フェニックスのドミナントに覚醒できずにいた。

代わりに第二王子でクライヴの弟、「ジョシュア」がドミナントになり、クライヴはその弟を守るための騎士になる。

 

彼らの周りには北部部族より和平の証として送られ共に育った美少女「ジル」、同じく大陸北部に出自を持つ狼、「トルガル」がいたりと少年期の環境には恵まれていた。

 

しかし、やがてクライヴは大きな悲劇に巻き込まれ、惨劇を引き起こした謎の召喚獣“黒きイフリート”を追う復讐者となる。

おおよそ簡単にまとめるとこんな感じです。

 

公式サイトで‘’クリスタルの加護を断ち切るための物語‘’とあるように最初は復讐劇で徐々に世界の根幹を揺るがす物語、世界の謎に迫る物語になっていく感じでしょうか。

 

ゲームでプレイヤーはクライヴを操作し物語を進めていきます。

ストーリーはクライヴの少年期、青年期、壮年期と別れていてクライヴの人生を体験できる壮大なドラマになっています。(物語の開始は青年期)

一人のキャラの人生を深掘りしていくのはFFシリーズでFF16が初じゃないでしょうか。FF16ならではの体験ができると思います。

 

個人的にはFFで戦記物というとFF2で、この作品の物語も楽しめたのでFF16の物語も期待できます。

 

グラフィック

FFの伝統芸でFF16のグラフィックもかなり高精細で美麗。

前作FF15のグラフィックもかなり美しかったですが、さらに磨きがかかっています。PS5の性能を存分に体感できそう。

 

PVを見ても「ゴッドオブウォーラグナロク」や「ホライゾンForbidden West」にも勝るとも劣らない出来じゃないでしょうか。

 

ロケーションも豊富でごつごつした岩山、うっそうとした森と自然の描写も緻密。町や建造物も中世ヨーロッパ風の雰囲気たっぷりに描かれています。

 

ファミコン時代のFFをリアルにしたらという空想が実現したグラフィックといってもいい出来なので昔のFF好きの管理人にもこれは非常に魅力的に見えます。

 

背景の美しさだけでなく戦闘シーンのエフェクトも派手で爽快感がありそう。

召喚獣のスケール感も存分に表現できていて迫力があります。

FF16のグラフィックについてはほぼ文句のない出来なんじゃないでしょうか。

 

あとはキャラデザの好みだけで個人的には丁度良いリアル感で結構好みです。

 

戦闘システム

戦闘システムはFFシリーズで初のリアルタイムアクション(FF15の戦闘もアクションだったので初じゃない気もしますが、公式ではそう表記)

クライヴの持つ剣技や召喚獣の力、「アビリティ」を駆使して戦っていくアクションとなっています。

見た目も派手でかなり爽快感がありそう。

 

アビリティの種類は旅の中で召喚獣の力を得て増やすことが可能。

敵を倒すと手に入る「アビリティポイント」でアビリティの習得、強化ができます。

アビリティの習得、強化などの管理が苦手でも自動で習得、強化してくれるシステムもあるので安心です。

 

さらにアクションが苦手なプレイヤー用にサポートアクセサリーを装備することで攻撃ボタンを連打するだけでコンビネーションを発動してくれたり敵の攻撃が当たりそうになるとスローになるなどプレイしやすように。(オート回避も可能)

サポートアクセサリーが自動で装備された「ストーリーフォーカスモード」もあるのでコマンド式からアクションになって不安という従来のFFファンにも優しい作りになっています。

逆にガチンコでアクションを楽しみたいプレイヤー向けにすべての操作をプレイヤー自身の手で行う「アクションフォーカスモード」も用意されているので自分の好みに合わせてFF16のアクションを楽しめます。

 

仲間キャラは独自AIで動き、プレイヤーはクライヴに集中して操作します。(トルガルに指示を出すことは可能)

 

召喚獣同士の迫力ある召喚獣合戦もあり、ダメージの桁が百万単位と規格外のスケールで召喚獣の強大さを感じることができます。

この召喚獣合戦がFF16の大きなウリのひとつと考えていいでしょう。

 

もはや戦闘システムはコマンド式の片りんも無く完全アクションという感じでFF初のアクションRPGというのも調べてみて結構納得という感じでした。

そしてアクションが苦手な人用のモードを搭載したりと、プレイしやすいように考え抜かれているのでそういうところも好印象に感じます。

 

個人的にはアクションが苦手でも遊ぶならアクションフォーカスモードで遊んでみたいと思いました。

 

その他システム

その他システムを箇条書き。

  • 鍛冶屋に素材を渡すことで新たな武器制作や強化が可能
  • トレーニングエリアでコンビネーションなどアクションの練習ができる
  • サイドクエストあり
  • 世界中の強敵モンスターを討伐する「モブハント」
  • 世界の知識やキャラクターの解説をしてくれるキャラがいる

 

トレーニングモードはやはりアクションゲームではうれしい仕様でかなりありがたいと思います。

世界中の強敵モンスターを討伐する「モブハント」もアクションの腕を試すにはうれしい要素でしょう。

 

世界の知識やキャラクターの解説があるのも歴代シリーズにはあまりなかったと思うのでFF16の世界を理解するのにうれしい仕様だと思います。

 

ちなみに補足としてFF16は広大なマップが特徴ですがオープンワールドでは無いのでそこは勘違いのないよう注意です。

 

音楽

今回FF16作曲の担当はFF14の作曲で有名な祖堅正慶氏。

豪華なオーケストラ調の曲でFF16の世界にマッチングしています。

 

さらにテーマ曲は著名なシンガーソングライターの米津玄師氏が担当。

個人的にちょっとFF16には浮いた気がしなくも無いですが、悪くはないかなという感じです。

FF8や9、10などのテーマソングが良すぎたのでそれらと比較するとどうしても評価は厳し目になってしまいますね。

 

クリアまでのプレイ時間

制作スタッフによると、ストーリーが理解できるよう普通にプレイした場合でのプレイ時間はだいたい35時間ほどとの事。(うちイベントシーンは合計11時間ほど)

サブクエストなどやり込み要素を含めるとプレイ時間は70~80時間ほどになるようです。

 

アクションRPGとしては結構なボリュームでしょう。

リアルタイムバトルが一切のロード無しで繋がっていてこのプレイ時間となるとかなり濃密な体験が出来そうです。

 

まとめ

「FF15」ではまだアクションながらコマンド式の感じが少しありましたが、最新作、「FF16」ではそのような感じはなくなり、完全リアルタイムアクションに変化していてシリーズ初のアクションRPGという名目も嘘ではないと感じました。

アビリティを使ったアクションはテンポよさげでかっこいいし、ウリの召喚獣合戦も迫力があります。

アクションをサポートしてくれる要素もあるので過去FFシリーズのコマンドバトル慣れたプレイヤーにも安心して遊べる仕様になっています。

 

さらにFFシリーズファンとしてはFFの原点回帰的、中世ヨーロッパ風ファンタジーに戻ってくれたのは素直にうれしいし、ダークな要素を足して大人でも楽しめる物語になっているのも今の流行りをとらえていて良いでしょう。

グラフィック、曲もFF最新作にふさわしい豪華な作りで、FFシリーズファンなら買うしかないという感じです。

 

ただ、唯一気になるのはお値段で税込み9,900円。アマゾンでも8,000円ほどと結構なお値段・・。

個人的にはおそらくFFは大きく値下がりしてくれるのでしばらく様子を見ていいタイミングで買ってみたいと思います。

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ユウナカ屋主

昔のドラクエ、ファイナルファンタジーやスクウェア黄金時代のドット絵、カクカクポリゴンのRPGを遊んで青春時代を過ごしてきたRPG好きのおじさん。 ペンタブ歴も長くちょっとは詳しい。

どちらかといえばお米派でパンはおやつ。スイーツも好き。

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