国民的RPGとして人気のドラゴンクエスト、通称「ドラクエ」とFAINAL FANTASY、通称「FF」。
「興味があるんだけどどっちのシリーズをプレイしていけばいいの?」という疑問に答えはもちろん、
「どちらもプレイしよう。」
となります。
しかし、実際問題いそがしくてどちらも遊べないという人が多いのもまた事実。
そこで今回は、ドラクエ、FFの特徴をまとめどちらが自分に合っているか分かるようにしてみました。
よければドラクエ、FFに挑戦する際の参考にしていただけたらと思います。
※今回はナンバリングタイトルでの判断です。
ドラクエシリーズの主な特徴
33年前の今日2月10日は『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の発売日でした! #DQ3 pic.twitter.com/mcWf7JaTns
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) February 10, 2021
まずはドラクエシリーズの主な特徴を箇条書します。
- 1〜11までシリーズが発売、12も開発決定。(10はオンライン)
- すべての作品で主なスタッフにシナリオの堀井雄二氏、キャラデザインの鳥山明氏、作曲のすぎやまこういち氏の三人が関わっている。
- 伝統なコマンド式RPGを最新作のドラクエ11でも続けている。
- パワーアップ的なものはあるがシステム的に大きな変化はない。
- 全てのシリーズで主人公(だいたい勇者)が魔王を倒す物語で明快。
- 中世ヨーロッパ的な剣と魔法が存在するファンタジーの世界という世界観はシリーズを通して変わらない。
- 操作する主人公は選択肢以外のセリフは言わないので自分が主人公になったかのように遊べる体験型のRPG。
- グラフィックは順当に進化。
- 1から8まで移植やリメイクがされていてスマホで遊べる。
簡単に言うと伝統を守る体験型のRPG。
FFシリーズの主な特徴
クッポポ~!🎉
12月18日は初代『 #ファイナルファンタジー 』の発売日クポ!🎂#FF シリーズといえば何を思い浮かべるクポ?クリスタルに飛空艇、ジョブ…みんな #FF1 から登場していたクポ!今週の週刊FFをチェックしてFFシリーズのルーツを探るクポ~!
▶ https://t.co/HKpEcwKkG9 pic.twitter.com/K0iONE7mY6— FINAL FANTASY公式 (@FinalFantasyJP) December 18, 2020
次はFFシリーズの主な特徴を箇条書します。
- 1〜15までシリーズが発売、16は現在開発中。(11、14はオンライン)
- 主な製作者が途中で変わっている。原作者の坂口博信氏は9までシリーズに関わっている。作曲家の植松伸夫氏は10まで関わっている。
- 1から10まではオーソドックスなコマンド選択式のRPGだが(それでも様々な工夫はある)、12から独自の戦闘システムになり15ではアクションRPGになっている。
- システムも12以降は特にナンバリングごとに大きく変更している。流行の要素を取り入れ15ではオープンワールドに。
- 1〜5まではクリスタルをめぐるファンタジー的な物語。6以降機械の要素が加わりそれ以降、更に話も複雑化し独自の専門用語なども増える。
- シリーズ初期はファンタジーの世界、最新作では現代風アメリカ的な世界が舞台と世界観も大きく変化。
- 操作する主人公はしっかりとした個性が描かれ人格がある。どちらかというと、劇場鑑賞型タイプのゲーム。
- グラフィックは新作ごとに常にその時代を代表すると言っていいほどのハイクオリティ。
- ゲームアーカイブスやPCなどでリマスターやリメイクがでている。
簡単に言うと革新を続ける劇場型のRPG。
ドラクエが合っている人
ドラクエは良い意味でシリーズ作品に大きな変化がないです。(ただし、それが弱点ととらえることも・・)
シリーズを通してずっと剣と魔法の伝統的な世界観とストーリーで、機械は登場しません(キラーマシン的なものは除く)。
剣と魔法の世界観、コマンド選択式の戦闘でプレイしたい人、つまり昔ながらのオーソドックスなRPGをプレイしたければドラクエをプレイするといいです。
あとは体験型のゲームなので自分がゲームの中にいるという没入感を感じたければドラクエが合っています。
堀井節という独特のテキストセンスや世界観もあるのでそれらが気に入ったらプレイするのもありです。
ドラゴンボールが好きで、鳥山明氏のキャラ、モンスターデザインが気に入ったらプレイするのもありですね。
FFが合っている人
特にシリーズ後半では新しいものを取り入れ、劇的に世界観とゲーム性が変わっていくのでゲームとしての変化を楽しみたい、新しいものがしたい人はFFをプレイしていくといいです。
どん欲に流行りのものを取り入れていくというスタンスに共感できる人もFFをプレイしていけばいいです。
あとは昔のドット絵を含め常にFFのグラフィックは時代時代の最先端を行っているので美しいグラフィックのゲームを遊びたい人もFFが合っています。
劇場型の物語を楽しみたい場合も主人公の個性が立ったFFをプレイすればいいです。
天野喜孝氏の美術センスに惚れたという人もFFをプレイすればいいでしょう。
イケメンが多い感じもするのでそれ目当てでもOKです。特にFF15。
FF7リメイクもイケメンキャラが多く登場するのでアリです。
まとめ
さすがにスクウェアとエニックスが合併してスクウェア・エニックスになっただけあって「伝統を守るドラクエ」と「新しいものを取り入れ革新していくFF」と看板タイトルの方向性が上手く分けられています。
剣と魔法の伝統的な世界観とストーリー、コマンド選択式の戦闘と、オーソドックスなRPGをプレイしたければドラクエシリーズをプレイしていけばいいです。
シリーズ後半では新しいものを取り入れ、劇的に世界観とゲーム性が変わっていくのでゲームとしての変化を楽しみたい、新しいシステム、世界観を楽しみたい人はFFシリーズをプレイしていくといいです。
もちろん、ドラクエ、FFと無理に分けずに気に入ったものをつまみ食い感覚でプレイするのもアリです。
ドット絵のRPGをしたい人は、両作品の1〜6までプレイするといいと思います。
それと音楽で選んですぎやまこういち氏のクラシック的な壮大な曲がいいならドラクエ、植松伸夫氏の情緒ある美しくも物悲しい曲に感じる物があるならFFというのもありだと思います。
まあ、何作かプレイすればドラクエ、FFのカラーというものがわかってくるでしょうし、とりあえずは遊んでみましょう!
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