タクティクスオウガで有名な松野泰巳氏がRPGの名門スクウェアに移ったあと制作したシミュレーションRPG「ファイナルファンタジータクティクス」。
FFのブランド力もありシミュレーションRPGというニッチなジャンルで100万本以上も売れています。
人気作なのでリメイクを望む声が多数あれど実際問題その可能性は低いというのが個人的考え。
今回はFFタクティクスリメイクは出ないと思うので現状遊びやすいスマホ移植版の詳細、さらに昔PS原作版をプレイしクリアしたのでその感想も書きます。
よければご一読していただけたらと思います。
FFタクティクス獅子戦争(スマホ版)詳細
FFタクティクススマホ版の発売経緯
まずは簡単にFFタクティクススマホ版の発売経緯を。
1997年6月20日、PSで原作の「FFタクティクス」がスクウェアより発売。
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2007年5月10日、PSPで追加要素を加えた「FFタクティクス獅子戦争」がスクウェア・エニックスより発売。
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「FFタクティクス獅子戦争」をスマホ向けに移植し、iOS版が2011年8月4日、Android版:が2013年2月14日に配信。
となります。
※アルティメットヒッツなどは除外。
※ウィキペディア調べ。
FFタクティクス獅子戦争PSP版、スマホ版の主な変更点など
PS原作版→PSP版
- 新ジョブ、ゲストキャラ、イベントの追加
- CGムービーの追加
- 通信対戦可、限定アイテムもあり
- ユニット制限人数が16人から24人に
- 処理落ちがあるというユーザーも
PSP版→スマホ版
- PSPで出たFFタクティクス獅子戦争がスマホ向けに最適化し移植
- グラフィックがPSPより向上
- 待機時間の高速化
- PSP版通信対戦限定のアイテムはゲームクリア後に入手可能
- バトル中の中断セーブが不可に
FFタクティクススマホ版の世間の評価
FFタクティクススマホ版の世間の評価を集めました。
良い点
- 処理落ちも解消されゲームテンンポは良い
- グラフィックがきれいになり細部まで良く見える
- イベントやムービーシーンをスキップできるので快適
- 今の時代にやってもストーリー、バトル共に面白い
いまいちな点
- サウンドがあまりよくない
- 中断セーブができないのはちょっと不便
- やはりコントローラーの操作がやり易い
全体的に操作に不満もなく楽しんでいる人が多い気がします。ただ中には操作性に違和感を持つ人も。おそらくPSなどで遊んだことがある人だと思います。
もともとコントローラーでのプレイを想定して作られたゲームなのである程度の不便さは仕方がないかもしれません。まぁ、こればっかりは自分でプレイして確かめるしかないですね。
PSの原作FFタクティクスの感想
※ネタバレ無しです。
まず、クリアまでのプレイ時間は50時間から60時間だったと思います。
世間の評価は上々でも管理人としてはいまいちFFタクティクスにはハマれませんでした。
戦闘マップに6人しか出撃させられないというのが特に不満で、FFという事もありパーティ単位というものを意識してとの事だったと思いますが、育てたキャラはもっとたくさん出撃させたかったです。
6人での攻略だとあまり戦争物に感じられずスケールが小さく感じられてしまいました。
美しいグラフィックは良かったけどあまり戦記物には合わない気がして物語にものめり込めず。
身内のごたごたを描いた物語はリアリティがあり、ばら戦争をモデルにしているとも言われていて何ともタクティクスオウガの松野氏らしいストーリーだったと思います。
ただ国の問題を描いたりとあまりに社会派的だったの管理人としてはもうちょっとエンタメ要素が欲しかったです。正直ちょっと退屈に感じました。
あとは後半加入するあるキャラが管理人の感覚では強すぎてバランスブレイカーだったと思います。このキャラさえ出していれば勝利は確実という感じだったのでゲームとしてどうかなと思いました。ラスボスも楽勝でした。
だったら使わなけれいいのかもしれませんがやっぱり普通は使ってしまうと思います。
全体的にあまり好きになれなかったFFタクティクスですが曲だけは好みで今でも印象に残っています。作曲家はオウガバトルシリーズの方々がメインでオウガバトル的壮大で美しい曲が多かったと思います。
まとめ
FFタクティクス獅子戦争スマホ版(移植)はタッチパネル操作に違和感を覚える可能性は否定できないとはいえゲームテンポも速くなりイベントやムービーシーンをスキップできるし快適にプレイできるようになっています。
グラフィックも美しくなっているので昔プレイした人から新規の人まで興味があるのならプレイしてみるのもいいかもしれません。
個人的にはストーリーや世界観がやや窮屈に感じられ、バランスブレイカーのキャラもいるのでハマれませんでしたがクオリティは折り紙つきです。
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