ワイルドアームズを作ったスタッフがキックスターターによる支援を得て開発されることが決定したRPG「アームドファンタジア」。
西部劇的な世界観がワイルドアームズの精神的な続編と言われ、ワイルドアームズファンや往年の名作RPGファンの注目を集めています。
僕も例にもれずその一人な訳ですが、今回はアームドファンタジアが期待できる理由3つを書いていきます。
さらに発売日予想や対応ハードについても書くのでよければ読んでいただけたらと思います。
発売日 | 未定 |
対応機種 | STEAM、Epic Games、Xbox Series X|S、PS5 |
メーカー | ? |
価格 | 未定 |
備考 | クラウドファンディングによって制作 |
アームドファンタジアとは
まず簡単にアームドファンタジアのストーリーを紹介。
大地の荒野化現象と「カイジュウ」被害に人類が脅かされる世界、
夢も志もなく、気の向くままに旅立った渡り鳥の少年イングラムはいつしか世界管理機構「聖錠教会」と反教会武装組織「イコノクラスタ」の闘争に巻き込まれていく。
世界の裏に埋葬された1000年の秘密と真実。
イングラムが下す決断とは。
※公式サイト参考
という感じ。
さらにアームドファンタジアのコンセプトを箇条書きすると、
- ウエスタンパンクの世界観
- 6人のメインキャラが織りなす熱い冒険活劇
- キャラクターアクションでのフィールド探索
- ワールドマップの探索要素
- ガジェットアクションを使ってパズル的ギミックを突破
- コマンドバトルとアクションが融合
- ハイクオリティのモダンウエスタンBGM
となっています。
ストーリー、キャラデザ、ゲーム内容などすべてが往年の名作JRPGを思い起こさせつつも新しい感じがあり古くは見えない絶妙なものになっていると思います。
特に漫画やアニメ的なキャラデザは昨今フォトリアル系のゲームが多い中、ホッとする感じ。
キャラクターデザイン担当は「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」のキャラデザも担当した佐々木知美氏。
戦闘もコマンドバトルがベースなので昔ながらのRPGファンとしては安心できます。
※備考 アームドファンタジアとワイルドアームズの全くつながりは無く、ワイルドアームズの登場人物などは出てきません。
アームドファンタジアに期待できる理由3つ
アームドファンタジアには期待しかないのですが、その中で特に期待できると感じさせる理由が次の3つ、
- ワールドマップがありギミック豊富で遊び心がある
- BGMのクオリティが高く、西部劇の雰囲気がかなり良く出ている
- ワイルドアームズ シナリオ担当の金子氏がアームドファンタジア シナリオを執筆。制作に対する考え方がいい
となります。
次より詳しく解説を。
1.ワールドマップがありギミック豊富で遊び心がある
公式サイトによると、「最近のRPGはワールドマップを省略することが多くかつてのJRPGのように広い世界を旅するワクワク感を味わえることが少ないのでアームドファンタジアではワールドマップに注力する」との事。
僕はワールドマップというとスーパーファミコン時代のRPGのような街やダンジョン、フィールドが記号化されたものを想像しましたが、PVや公式サイトの画像を見るとどうやらゼノブレイドのようなフィールドマップの事を示している感じ。
個人的にはドラクエ初期の頃のような記号化されたワールドマップは好きですがさすがに今の時代では厳しいし、キャラ等身もリアル等身なのでゼノブレイド的なフィールドマップ(ワールドマップ)で冒険する方が正解だと思います。
このワールドマップがかなりこだわりを持って作られているようで、目的をもっていろいろ探索ができるよう。
ダッシュ、ジャンプができ、乗り物に乗って移動もできます。アクション的要素ながらアクションゲームのテクニックは必要無いくらいの物なのでアクションゲームが苦手な人も心配はいらないでしょう。
さらに賞金首のカイジュウを狩ったり、危険地域の貴重なアイテムを採取したりとワールドマップだけでもかなり遊べるものになっている模様。これはかなり楽しそう。
グラフィック的にもワイルドアームズ的荒野を美しいグラフィックで表現しているし早くアームドファンタジアの世界を冒険したいと思えます。
2.BGMのクオリティが高く、西部劇の雰囲気がかなり良く出ている
アームドファンタジアの作曲担当はワイルドアームシリーズでも作曲を担当したなるけみちこ氏と上松範康氏。
公式サイトやPVでBGMを聞くと西部劇世界観とゲーム音楽的なものが見事に融合しアームドファンタジアの世界への想像を掻き立ててくれます。
僕はアームドファンタジアの曲を最初聞いた時「このゲーム即買い決定だわ・・」と直感してしまいました。口笛もいい感じですし。
公式サイトでサイトがオープンした段階ですでに数曲のBGMを公開しているし自信の表れだと思います。
この素晴らしいBGMでマップを探索をしたり、戦闘をしたりと楽しめるのを考えるとアームドファンタジアには期待しかないです。
3.ワイルドアームズ シナリオ担当の金子氏がアームドファンタジア シナリオを執筆。制作に対する考え方がいい
ワイルドアームズのスタッフで個人的に一番最初に思い浮かぶのはシリーズ1~4までのシナリオ担当した金子彰史氏。
ワイルドアームズはシナリオの個性がありRPGにしては結構主張してくるタイプの物語だったと思います。
でも、そんなに押しつけがましい感じはせず普通にゲームプレイに集中でき熱く起伏のとんだ物語と濃厚なキャラを堪能できました。
そんな金子彰史氏がアームドファンタジアのシナリオを執筆。ワイルドアームズシリーズの熱いシナリオを書いた金子氏ならユーザーが感動できる物語を届けてくれると期待できます。
さらに金子氏のゲーム製作に対する考え方もアームドファンタジアに期待できる理由の一つ。
インタビュー記事によると、ワイルドアームズアドヴァンスドサードが海外人気が高いようですがだからと言って特にアドヴァンスドサード的な路線を目指すことは無いよう。
必要以上にユーザーの好みに合わせていては作品そのものの軸がずれてしまうし面白いゲームはできないと思うのでこの考え方には賛同できます。
さらに、新しくタイトルを作るとなると発売元を通した場合だと過去作から変えなければならないという事が企画書段階で求められるようですが、今回はクラウドファンディングなのでそういう強迫観念を捨て変えるものは変える、変えなくていいものは変えないというスタンスでゲームを作っていかれるよう。
確かに戦闘はコマンドバトルを中心としたもののようだし、往年の名作RPGを遊んできた人間として心強く感じられるコメントでした。
実績のある金子氏がシナリオを書きさらに純粋にJRPGを再び盛り返したいという姿勢を示されると期待せずにはいられないです。
発売日予想
現在のところアームドファンタジアの発売日は未定。
やはり発売日は気になるとはいえ予想するにはかなり情報が少ないので難しいです。
ただ、グラフィックもなかなかに作り込まれているし、ワールドマップのギミックを作るのにも時間がかかりそう。
おなじクラウドファンディングで制作されている百英雄伝は開発に3年ほどかかりそうなのでアームドファンタジアもそれくらいかそれ以上かかるんじゃないでしょうか。
予想としては開発期間は3年ほど、2025年の秋ごろ発売と予想します。
※あくまで個人の予想です。
対応ハード
対応ハードは現在STEAM、Epic Games、Xbox Series X|S、PS5でスイッチには未対応。
任天堂次世代機が発表されると検討予定との事です。
まとめ
まとめると、アームドファンタジアに期待できる理由3つとは、
- ワールドマップがありギミック豊富で遊び心がある
- BGMのクオリティが高く、西部劇の雰囲気がかなり良く出ている
- ワイルドアームズ シナリオ担当の金子氏がアームドファンタジア シナリオを執筆。制作に対する考え方がいい
となります。
やはりワイルドアームズの金子氏が中心となってゲームを作っているというのは期待できる最もの理由だし、個人的にはBGMの良さが刺さりました。
ほかにもコマンドバトル採用、キャラなども魅力的に見えるし期待できる要素はたくさんあります。
発売までまだ時間がかかりそうですが、ユーザー、制作側ともに満足できる作品をつくっていただきたいなと。
アームドファンタジアと同じくキックスターターを成功させたペニーブラッドと共に応援していきたいと思います。
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