クロノクロスは好きだけどリマスターは出ないと予想していた僕はまさかのリマスターの発表に歓喜したので今回はクロノクロスリマスターを買うべき理由3つを紹介していきたいと思います。
古いゲームとはいえ世界は美しいし、音楽も神。クロノクロス原型のノベルゲームも収録され新規の人たちから昔からのファンまで幅広く楽しめる内容になっています。
さらに詳細を書いて行くので良ければ参考にしていただけたらと思います。
※クロノクロスのネタバレなしです。
ジャンル | RPG |
対応機種 | スイッチ PS4 XboxOne スチーム(PC) |
メーカー | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2022年4月7日 |
価格 | 3,520円(税込み) |
備考 | PS5、XboxOneXは互換でプレイ可能 |
クロノクロスの主な特徴
まず簡単にクロノクロスの特徴を箇条書きします。
- スーパーファミコンの人気RPG、クロノトリガーの続編
- キャラデザインは鳥山明氏から結城信輝氏に変更
- ストーリー的なつながりがある
- グラフィックがドット絵から3Ⅾポリゴンに
- クロノトリガーでシナリオを担当した加藤正人氏が総指揮
- 音楽は光田康典氏が継続、世界観に合った名曲ぞろい
- 南国のような明るい色彩が特徴の世界で華やかな感じ
- 加藤正人氏による物語は難解
- クロノトリガーは「タイムトラベル」が題材だが、クロノクロスでは「パラレルワールド」が題材
- 戦闘システムも個性的で技や魔法にあたる「エレメント」を自由にセットできる
- クロノトリガーのファンからの評価は賛否が分かれる
というのが主なところ。
結構クセのあるゲームでクロノトリガーのように万人に受け入れられるゲームではないです。それは制作指揮をした加藤氏もインタビューで語っていました。
僕も初回プレイしクリアした際は物語の意味が分からなくクソゲーと思ってしまいました。
ただやはり世界観、キャラ、音楽ともに独特のものがあり攻略本を買って理解しながら(といっても半分程度しか理解できていない気はしますが・・)クリアするととても感動できました。
俗に言うスルメゲーだと思います。
クロノクロスのリマスターを買うべき3つの理由
では本題のクロノクロスのリマスターを買うべき3つの理由はというと、
- 快適に冒険ができるように便利機能を追加
- サテラビューで配信されていた「ラジカルドリーマーズ」が遊べる
- オリジナルキャラデザイナー結城信輝氏によるキャライラストのリファイン
というところだと思います。
次より順に詳細説明をします。
1、快適に冒険ができるように便利機能を追加
おそらくこのゲームをプレイするのは昔このゲームをプレイした人たちが多く結構年齢は高めで社会人の方々も多いと思います。
メーカー側もそれを知ってか簡単にゲームのおさらいプレイができるように多くの便利機能を搭載しています。
公式サイトで確認できたものは次の5つ。
エンカウンのオンオフ
エンカウントのオン、オフが可能に。
クロノクロスはシンボルエンカウントなので比較的ダンジョンの探索は楽ですが、エンカウントをオフにできるとさらに楽になると思います。
ゲームスピードの変更可
原作ではゲームクリアすると解放されたゲームスピード変更機能が初めから使えます。
早送りやスロー再生が使えスピーディにゲームが進められたり、じっくり動きを観察できます。
画面比率の変更
ノーマル、フル、ズームで選択できます。
見た限りではノーマルが4:3、フルが16:9、ズームが4:3の画面をズームしたものだと思います。
クロノクロスが出たころは画面比率が4:3のテレビが多くゲームもそれに合わせ4:3なのでフルの16:9だと横に伸びた感じです。
オートバトル
通常攻撃を自動化可能、バトル中の切り替えもできます。
エレメント攻撃は手動のみです。
クロノクロスの通常攻撃は弱、中、強の3段階あり、さらにスタミナ数値の中で好きなように攻撃できるのでどのように自動攻撃してくれるのか気になるところ。
バトル強化
オンにすると一部攻撃を除き敵からの攻撃が当たらなくなります。エレメントパワーもMAXに。
公式チート機能という感じでしょうか?
以上、公式サイトを見るとスクウェア・エニックスの他のリマスターと比べても効率よく楽にプレイできる設定が多いので昔遊んだ人もサラッと遊べると思います。
新規の人でグラフィック、曲が気に入ったけど戦闘が面倒そうと思った人にもちょうどいいでしょう。
2、サテラビューで配信されていた「ラジカルドリーマーズ」が遊べる
ファンとしてはうれしいサテラビュー(衛星データ放送サービスを受信できるスーパーファミコンの周辺機器)で配信されたゲーム「ラジカルドリーマーズ」が遊べます。
現代プレイするのは困難だったのでこれはかなり貴重。これをプレイするだけでもクロノクロスリマスターを買う価値があるんじゃないでしょうか。
ジャンルはノベルゲームでクロノクロスのシナリオを書いた加藤正人氏が執筆しています。メインシナリオの「Kid盗めない宝石」はクロノクロスの原型になったようです。
BGMは光田康典氏作曲。
3、オリジナルキャラデザイナー結城信輝氏によるキャライラストのリファイン
リマスター版では結城信輝氏によるキャライラストのリファインがされています。
原作より整ってすっきり見やすい感じに。流行りの萌え風イラストではないですが現代の感覚でも十分通用するリファインだと感じます。
新たに結城信輝氏のファンも増えそう。
パッと見はアナログで描いたっぽいですがよく見るとタッチがデジタルな気がしないでもないです。
機能としてはイラスト、3Dモデル共に原作版、リマスター版と設定で切り替え可能。
僕はリマスター版でプレイしたいと思いました。
クロノクロスのリマスター 評価まとめ
※ネタバレ無し。
ネットやスチームのレビューを見るとどうやらゲームパフォーマンスに関する評価は微妙な部分がありスチーム版、家庭用ゲーム機版共に動きがカクつく時がある、バグやフリーズが多いという意見が結構あります。
個人的に動画を確認してもそこまでカクつく感じは無いですが実際にプレイすると違うのかもしれません。
クロノトリガースチーム移植版が発売後システム面の不評で大幅な改善アップデートがされたのでこのクロノクロスでも改善アップデートがされるでしょう。購入するならそれまで待つのがいいかもしれません。
同時収録されているサウンドノベルの「ラジカル・ドリーマーズ」に関しては特に影響は無いようです。
※追記
公式より、バランス調整、およびパフォーマンス改善のアップデートの配信が開始され安定した動作で楽しめるようになったようです。
これで安心して購入することができるようになりました。気になるなら動画などを探して確認してみるのもいいかと思います。
まとめ
以上、クロノクロスリマスターを買うべき理由3つをおさらいすると、
- 快適に冒険ができるように便利機能を追加
- サテラビューで配信されていた「ラジカルドリーマーズ」が遊べる
- オリジナルキャラデザイナー結城信輝氏によるキャライラストのリファイン
となります。
個人的にはやはりクロノクロスの原型「ラジカルドリーマーズ」が遊べるのがこのリマスターの大きなウリだと思います。
機器も持っていないし配信も終了していたのであきらめていましたが、まさか20年以上たって遊べるとは思ってもいませんでした。
3つの理由以外にもフォントにこだわりが感じられ、曲は光田康典氏によりリファインされている所もポイントだと思います。
あとは結果的にこのリマスターが売れてシリーズ復活してくれればもう言う事無しですね。
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