ドラゴンクエスト11で活躍した仲間の「カミュ」とその妹「マヤ」がお宝探しを繰り広げるドラクエ新シリーズ、「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」がニンテンドースイッチで登場。
ドラクエファンとしてはドラクエ新シリーズとなるともちろん気になるのでこのドラクエ トレジャーズに関して詳しく調べました。
開発スタッフやドラクエ11とのつながり、PS4,5、STEAMでリリースされるかについても調べたので良ければ参考にしていただけたらと思います。
ジャンル | RPG |
対応機種 | スイッチ、STEAM |
メーカー | スクウェア・エニックス |
発売日 | スイッチ 2022年12月9日 STEAM 2023年7月15日 |
価格 | スイッチ 通常版7,990円(税込) eストア、ローソン限定特別版12,890円(税込) STEAM 通常版6,980円(税込) デジタルデラックス版7,480円(税込) |
CERO | A(全年齢対象) |
備考 | ドラゴンクエスト モンスターズシリーズではない |
開発スタッフ
まず個人的にドラクエタイトルで気になるところといえばやはり開発スタッフ。
公式サイトには、
ゼネラルディレクター 堀井雄二
キャラクターデザイン 鳥山明
音楽 すぎやまこういち
※敬称略
との表記があり一応ドラクエでおなじみのお三方は関わられているもよう。
堀井氏は開発に直接関わるというより総合監修という感じかも。
鳥山氏はキャラのイラストを見るにカミュとマヤのデザインは書いておられそうです。
すぎやま氏はお亡くなりになられているし、お亡くなりになられる前に作曲されていたかドラクエシリーズ原曲を使ったアレンジという事での表記でしょうか。
ドラクエ11とのつながりは?
ドラクエ11で登場したカミュとマヤが主人公なのでドラクエ11とドラゴンクエストトレジャーズにつながりがあるか気になるところですが、調べた限りでは繋がりはないようです。
カミュとマヤも子供みたいな外見になっているしドラクエ11とキャラ設定も異なるのであくまでキャラ性だけ同じ外伝という感じでしょうか。
ストーリー、世界観
ストーリーは、
バイキング船で暮らす仲良し兄妹、カミュとマヤはある日、不思議な精霊たちに導かれ「はてしなき竜の大地」という異世界に迷い込む。
「七つの竜石」とたくさんのお宝が眠り、さらにモンスターだらけのこの地で夢見てきたお宝探しの大冒険を始める。
とのこと。
世界は、「はてしなき竜の大地」が舞台で様々な風土の大地が集まっています。どの島も浮遊大陸のようです。
キャラ
〇カミュ(声優:くまいもとこ氏、代表作はメジャー本田吾郎 少年時代など)
好奇心おうせいでクールな少年。大金持ちになるのが夢。
〇マヤ(声優:水瀬いのり氏 代表作はRe:ゼロから始める異世界生活 レムなど)
負けず嫌いのキュートな少女。お宝探しが好き。
他にもお宝争奪戦を繰り広げるライバルキャラがいます。
システム
お宝さがし
トレジャーズというだけにこのゲームメインの遊び方といえばお宝さがし。
簡単に流れをまとめると、
1.旅立つ島を決める
↓
2.島の中でモンスターとお宝さがし
↓
3.仲間モンスターと協力して隠されたお宝を見つける
↓
4.お宝を持ち帰り鑑定する
となります。
旅立つ島を決める時、世界マップで「お宝占い」や仲間モンスターとの「ピッタリ度」を教えてくれるので参考に。ピッタリ度が高いほどお宝が見つけやすいです。
お宝探しは、仲間モンスターがフキダシで教えてくれ、掘り出したお宝はモンスターが運んでくれます。
具体的にお宝の探し方は、
「お宝コンパス」の指し示す方向にすすむ
↓
モンスターが騒ぎ出したら再度お宝コンパスを使い「モンスタービジョン」でお宝の埋まっている場所のヒントを見る
↓
地面が輝いている場所があるのでそこを掘る
↓
お宝を掘り出し拠点に持ち帰り鑑定
という感じ。
お宝は拠点に持ち帰って鑑定しないと手に入れられません。
キメラの翼(貴重品)を使うと瞬時に拠点まで帰ることができます。
操作キャラはカミュとマヤで交代可能。レベルは共有されます。
仲間モンスター
フィールドにいるモンスターとバトルして倒すと「スカウトに成功した!」と出ることがあり、拠点に戻るとスカウトに成功したモンスターが集まっています。
仲間入りを希望するモンスターにそれぞれのモンスターが欲しがるアイテムを渡すと正式に仲間になってくれます。最大で3体の仲間モンスターを連れて冒険が可能。
モンスターには種族、ランクがあり、種族が違えば得意な事や持てるお宝の数も異なるので目的に合わせてパーティを編成する必要があります。
モンスターの能力(ハイジャンプ、地面に潜るなど)を借りる「探索れんけい」をするとお宝をスムーズに発見することができます。
バトル
戦闘は敵に近づくとシームレスでアクションバトルに移行。敵にそっと近づいて「ふいうち」をすれば大ダメージを与えられます。
攻撃、回避はボタン一つでできるのでアクションが苦手な人にも優しい仕様。
うれしいのは仲間モンスターが率先して戦ってくれるので完全に仲間頼りでもOK。サボりがアリというのは現代のゲームならではの感覚じゃないでしょうか。
ちなみに仲間モンスターが戦ってくれている時もお宝を掘ることができます。
武器は竜の短剣とスリング(投石機)があり、竜の短剣で攻撃と回復、スリングで仲間モンスターのサポートができます。
あとは、仲間モンスターとカミュ&マヤの攻撃がタイミングよく連続すると発動する「スキルチェイン」、特技の「ロマン技」などRPGで定番の要素もあります。
マルチプレイ
インターネットを通じて世界中のプレイヤーたちとお宝探しやお宝自慢で「団の交流」をすることが可能。
- お宝を探す/隠す 自分のお宝を好きな場所に隠したり、他のプレイヤーがアップロードした情報をダウンロードしてお宝探しができる。
- 旅立ち/招待 他のプレイヤーの拠点に仲間モンスターを旅立たせてお宝自慢をしたり、自分の拠点に他のプレイヤーの仲間モンスターを招待してお宝に「いいね」ができる。
- プロフィール確認
の要素があります。
※スイッチオンラインに加入していなくても「団の交流」機能は使用できます。
評価まとめ
- お宝探しのワクワク感が味わえる
- カミュ、マヤ、モンスターのキャラがかわいい
- シンプル操作で快適
- ドラクエの世界観でオープンワールド的なゲームを遊べるのが良い
- 宝探しは楽しいが繰り返していると作業感が出る
- モンスターの種類が少ない
- スリングショットの操作は構えるのにZR、発射もZRと独特、さらに弾の種類が多いのに十字キーでひとつずつ替えるのは面倒
- アクションの操作はシンプルがゆえに物足りない部分も
あくまでお宝探しがメインのゲームでナンバリングドラクエのような壮大な物語はないため、ナンバリングドラクエ的物語を求める場合は注意が必要。
戦闘難易度は強い敵もいるが敵のレベルが表示されている親切設定でちょうどよいハラハラ感が楽しめる。
お宝探しはしっかりパティ―を編成していればでそこまで難しくないとのこと。
コイン集めや料理レシピの発見、サブクエストといったお宝さがし以外のやり込み要素も豊富なのでドラクエのモンスターやキャラが好きでゲームにやり込み要素を求めるプレイヤーにおすすめのゲームになっているようです。
まとめ
お宝探しという要素を新しく取り入れたドラクエ新シリーズ、「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」は主役のキャラがドラクエ11で登場したカミュとマヤの兄妹でなじみ深いし、多くのモンスターの様々な能力を利用してお宝集めをするのも楽しそうでかなり期待できるRPGです。
あと、ドラクエ11とは特にストーリー、設定的つながりは無いようです。
一応低年齢層に向けてのゲームだとは思いますがドラクエシリーズおなじみのモンスターもたくさん登場するしそのモンスターに助けてもらってのお宝さがしは楽しそう。
ドラクエファンなら一度プレイするのもアリかもしれません。
コメント