2023年9月14日のニンテンドーダイレクトで突如発表されたシミュレーションRPG「ユニコーンオーバーロード」。
中世ヨーロッパ風ファンタジーの世界観とリアルタイムストラテジーの組み合わせで往年の名作「オウガバトル」を思い起こさせてくれる内容。
個人的にオウガバトルのファンなのでこのゲームに興味がわいたため、どういう感じのゲームなのか調べてみました。
よければ何かしらの参考に読んでいただけたらと思います。
※体験版あり!製品版にセーブデータ引継ぎ可能。スイッチ版は2024年2月21日に配信開始。PS4、PS5、Xbox Series X|S用は2024年2月23日に配信開始。
ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | スイッチ、PS4、PS5、STEAM |
メーカー | 発売元:アトラス 開発元:ヴァニラウェア |
発売日 | 2024年3月8日 |
価格 | 通常版8,778円(税込) 限定版17,578円(税込) |
CERO | C(15歳以上対象) |
備考 | 3段階の難易度設定あり オンライン対戦も可能 |
発売日
ユニコーンオーバーロードの発売日は2024年3月8日。
発表から発売まで半年ほどと、昨今定番のやり方という感じじゃないでしょうか。
個人的にも丁度良いタイミングかと思っています。
対応機種
対応機種はスイッチ、PS4、PS5、STEAMのマルチ展開。
こちらも昨今定番となっているマルチ展開。消費者側がハードを選べるのはありがたいです。
PS5、スイッチの違い、どっちでやる?
スタッフのインタビュー記事など、調べてみた限りではゲーム内容的なハードによる違いはなさそう。
普通に考えてハードによるゲーム内容的違いを出すメリットが現状考えられないのでまず間違いなくどのハードでプレイしても同じ内容だと思います。
プレイするハードの選択はやはり、グラフィックの鮮明さや読み込み速度を重視し快適にプレイしたいならPS5、出先などでもプレイしたいなら携帯モードのあるスイッチとなるんじゃないでしょうか。
ユニコーンオーバーロードとオウガバトルの関係は?
中世ヨーロッパ風の世界観、リアルタイムストラテジー、解放軍を指揮するリーダーとなってのプレイと、1990年代のシミュレーションRPGを楽しんだ世代としては「オウガバトル」との関係性を想像してしまいますが、特に直接的な関係はないもよう。
ただ、メディアインタビュー記事によると、”90年代のシミュレーションRPGのフィーチャー・継承”というのがコンセプトのようでオウガバトル的魂もしっかり継承されていると思います。
具体的な事を言うと、リアルタイムストラテジー、都市の解放や部隊の編成などのシステムに影響を感じました。
ユニコーンオーバーロードに期待するポイント3つ紹介
PVを見る限り非常に期待の持てるユニコーンオーバーロード。
以下、個人的に期待できるポイントを3つ挙げます。
意外と自由度の高いシステム
昨今のゲームの流行りを意識してかシミュレーションRPGによくあるステージクリア型のシステムではなく、フィールドを駆け回って好きなようにクエストをこなして町の開放やアイテムの採取、敵と戦うなどしてゲームを進めていく方式。
オープンワールド的というべきか、シミュレーションRPGとしては斬新な感じでとても興味を持てます。
インタビュー記事によると特に期間限定のクエストもないようだし、いきなり最終決戦に挑むこともできるようなのでそういう奔放な感じも楽しそうに感じられました。
バトルはシミュレーションRPGの定番ともいえる「すくみ」のシステム(ジャンケンのようなもの)が基盤となっているようですんなりと馴染めそうです。(自動戦闘)
魅力的なビジュアルのキャラ
2Dグラフィックの名手であるヴァニラウェアだけあって2Dのキャラグラフィックは昨今流行りのフォトリアルな3Dグラフィックに負けないぐらい魅力的。
美男美女ぞろいで若い世代にもすんなりと受け入れられそうな感じです。
さらに60人以上の仲間キャラがいるようでボリュームも相当なもの。
アニメーションも滑らかだし、キャラのグラフィックが大きめに描かれているので戦闘シーンの迫力があります。
キャラの内面的な事は実際プレイするまで分かりませんが動画を見る限り変に癖は無く結構素直な印象。ゲーム的キャラという感じだと思います。
このあたりも90年代のシミュレーションRPGに通じる所があって好感触です。
ちなみにインタビュー記事によるとキャラロストは無しで1周のプレイですべてのキャラを仲間にすることができるようです。
ストーリーの分岐、マルチエンディングなのかは記事作成時点では不明。
おそらくこの時点で分岐やマルチエンディングの情報がないという事はその可能性は低そう。
自由な探索と重厚なストーリーがウリという事じゃないでしょうか。
世界観に合った壮大で神秘的な感じのする曲
名作ゲームにはやはり名曲がつきものでオウガバトルシリーズやファイアーエムブレムシリーズも何年たっても忘れることがない曲多数。
ユニコーンオーバーロードもPVを見る限り中世ヨーロッパ風の戦記物にふさわしい壮大かつ神秘的な感じのする曲ばかりでゲームへの没入感を高めてくれそうです。
個人的にはタクティクスオウガの曲をやや神秘的にした感じかなと思いました。
プレイ時間
クリアまでのプレイ時間はインタビュー記事によるとおおよそ50時間はかかるよう。
やり込むと100時間は遊べるようです。
定価は結構しますがこれだと十分に元は取れそう。
評価まとめ
- 戦略性がありなおかつ独創的な戦闘システム
- キャラクターの個性が豊か
- 絵本のようなグラフィックが美しいし、アニメーションも最高
- マップを自由に探索できるオープンワールド要素がいい
- UIに使いにくいところがある
- ステージの時間制限が厳しい
- ストーリーがやや薄いか
- 文字が小さく、スイッチライトでは厳しい
オープンワールドなのでストーリーが薄目と感じられるのはトレードオフだしある程度仕方ないでしょう。
とにかくグラフィックと戦闘が特徴的な作品だと感じました。
まとめ
1990年代のシミュレーションRPGを思い起こさせながらもオープンワールド的自由な探索とヴァニラウェア得意の美しい2Dグラフィックで新時代のシミュレーションRPG到来を予感させる「ユニコーンオーバーロード」。
制作スタッフのインタビュー記事を見てもシミュレーションRPG愛が感じられるし、これはかなり期待できるのではないかと。
シミュレーションRPGファンなら必ず押さえておきたい1本です!
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