ドラクエ5~9原作、ナンバリングタイトル5作品の感想をまとめて書きます。
すべてクリア済みでドラクエ5はPS2リメイク版もプレイ、クリアしたのでその感想も書きます。
現在スマホ版ドラクエ5~8が配信中なので原作との差異もありますがよければ参考にどうぞ。
※ネタバレ無しです。
※なにぶん大昔の記憶頼りで勘違い部分があるかもしれないのでご了承ください。
ドラクエ5感想
ドラクエ5はスーパーファミコンとハードが変わっただけにグラフィックが綺麗になったというのがまず第一印象でした。
さすがに今の感覚では綺麗とは言えないけど、画像などたまに見てもやはり独特の味わいがあるのは変わらないと思います。あの時代ならではの記号的で温かみがある感じでしょうか。よく言われる想像を刺激してくれるようなグラフィックだと思います。
主人公が少年から大人になるストーリーも子供ながらに人生が感じられスケールの大きさに驚きました。
キャラ、ストーリー共にいいのですがグラフィック、音楽含めたドラクエ5の世界が何より心地よくあまりやり込むタイプの人間でないのに攻略本まで買ってモンスターを全種類仲間にしたのはいい思い出です。
PS2のリメイク版ドラクエ5もクリア済み。
こちらは結構大人になってからのプレイとなったせいか内容を大まかには知っているためかドラクエ5ゲーム世界の雰囲気よりもシステムの快適さがまず印象的でした。
パーティが4人で組めるようになったのもいいしさらに仲間との会話もできるのでより冒険が楽しくなっています。ふくろシステムの追加も快適でした。
そして何より戦闘のテンポが良くストレス無しになったの大きいでしょう。おそらくプレイしたドラクエの中で一番快適に戦闘ができたゲームだと思います。
グラフィックが3Ⅾになったのは特別な感動はありませんでしたが、イメージしているドラクエ世界が3Dグラフィックで表現されていると感じました。特に違和感もなくすぐになじんでプレイできたので良かったです。
ドラクエ6感想
ドラクエ6になるとドット絵のグラフィックが前作ドラクエ5よりかなり向上し美しくなっています。
僕がドラクエ6をプレイしたのは発売日から結構経っていたのでこの頃はもうすでに初代PSがゲームハードの覇権を握っていた時代だと思います。
PSがまだ成熟していない時期でもありPSのグラフィック自体ローポリゴンなのではっきり言ってPSの当時出ていたゲームよりこのドラクエ6のドット絵グラフィックのほうが美しく魅力的に見えました。今でも僕のこの美的センスはあまり変わっていないかも・・。
精細になったドット絵というのも良かったし炎や太陽の光の表現なんかもいい感じだったと思います。
ストーリーはそこまで印象に残っていないとはいえ不思議な感じがするストーリーだったかなと。機会があればまたおさらいしたいのでベタ移植してくれたらとてもうれしいですね。
曲もすぎやまこういち氏らしくキレもあり全盛期という感じです。
新登場の特技システムは個人的にちょっとゲームが大味になった感じがしてあまり好きではなかったですが、全体的にスーパーファミコン後期ごろに出ただけあってハイクオリティな出来だと思いました。
ドラクエ7感想
ハードを任天堂系からソーニー系のPSに移して発売されたドラクエ7はとにかく長かった。その一言に尽きます。
元々ドラクエは童話的お話の集合体という個人的イメージなのであのような短めのお話を複数出す事に違和感が少ないとはいえちょっと度が過ぎた感も。
石板を埋めて新たな土地を旅する石板システムはシリーズで一番冒険感が味わえたのでもう一度プレイしたい思いはあってもやっぱりあのボリュームを考えるとちょっとなぁと微妙な思いです。
PSなので3Dグラフィックになりましたがドット絵がいい感じで残っているので全く違和感はなくすぐになじめました。やはりドラクエはこの感じでいいなと今でも思います。
曲もこのあたりのすぎやま先生はキレがあるしオーケストラ調でもないので好みに合いました。
ちなみにキーファに関して世間は冷たすぎ、もっと寛容になろうというスタンスでいます。
ドラクエ8感想
ゲームとしての出来でいえばドラクエ8はかなり完成度が高いゲームだと感じました。グラフィックもリアル等身になりPS2の性能を活かしたリアルで美しいグラフィックは理想のドラクエ世界を描いていたと思います。
ただ一方でドラクエからするとリアル寄りのグラフィックは作り手によって完全に世界が固定されてしまっている感はぬぐえずどこか窮屈な感じはしました。
そういう感じは終始続いたのでシステムがRPGの定番要素を取り込み完成度を上げ正統進化というのがふさわしいものでゲームとしてはよくできていても何か満たされない感じの残るドラクエでした。
ストーリーもグラフィックの影響か鳥山明氏の漫画的感じがしたのでちょっと違うなという気がしたしあまり好みに合わなかったかもしれません。
ですが、個人的感情を抜きドラクエシリーズで人におすすめするなら今ならドラクエ8か11の二択になると思います。
ドラクエ9感想
DSという初めて携帯機でナンバリングのドラクエが出るというちょっとした事件だったドラクエ9。発売直後はアマゾンで酷評されていたしDSも持っていなかったので長い間様子見をしていました。
そして何年かのち、せっかくナンバリングは追っかけてきたのだしと思いDS本体とドラクエ9のソフトを購入してようやくプレイ。
結果、酷評なんて関係なくキャラメイクができドラクエ3のようなシステムなのでドラクエ3好きとしてはそれだけでも楽しめました。
さらにキャラの見た目も結構細かく設定できるのでキャラメイクの楽しさは増したと思います。
反面、自分と仲間キャラは事実上モブキャラになってしまい話を盛り上げるという意味での頼りはパートナーのガングロ妖精のみ。
ただこの堀井氏の趣味によるガングロ妖精は世間の評判はあまりよくなかったので物語に不満を持つプレイヤーも結構いたと思います。
個人的にはガングロ妖精は特に不満もなく好きでもないというモブの主人公らしいドライな感情を持ちながら冒険を楽しみました。
すれ違い通信の利用はドラクエ9をプレイしたのが発売からかなり後だったので利用しませんでしたが(利用できてもおそらくしていないと思う…)、面白いアイデアだしまた別の形で似たようなシステムが搭載されればいいなと感じます。
まとめ
長いシリーズ思い返してもドラクエ自体の感想と同時に自分の人生も振り返ることになるのでやはりドラクエは自分の人生の一部だなぁとしみじみ感じました。
今のゲーム全体の仕様というか作品自体の方向性が自分の求めるものと変わってきたのでもう頑張ってゲームを追いかけるというのはドラクエだけになったし、できる限りはついていこうかと。
発売が2024年になってしまいそうな予感はしますが待つのはドラクエの恒例行事なので気長に待とうかと思います。
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